スティーブンスがカリンスカヤの途中棄権で決勝進出、ブーズコバはツアー初優勝に王手 [WTAグアダラハラ]
WTAツアー公式戦の「アクロン・サポパン・オープン」(WTA250/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/2月21~27日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、スローン・スティーブンス(アメリカ)とマリー・ブーズコバ(チェコ)がタイトルをかけて対決することになった。
第6シードのスティーブンスがアンナ・カリンスカヤ(ロシア)の途中棄権で勝ち上がり、ブーズコバはワン・チャン(中国)を6-3 6-3で退けた。
第1セットを6-3で先取したカリンスカヤは背中の痛みに苦しみながらも奮闘したが、第2セット3-0としながら5-7で落とした時点で試合続行を断念した。
シンガポールで開催された2018年10月のWTAファイナルズ(室内ハードコート)以来の決勝進出を決めた28歳のスティーブンスは、同年3月のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)から遠ざかっているツアー7勝目に王手をかけた。
シングルスでは昨年2月のフィリップアイランド・トロフィー(WTA250/ハードコート)以来のツアー決勝に臨む23歳のブーズコバは、3度目のチャンスで初優勝を目指している。
決勝で戦う両者の対戦成績は、1勝0敗でブーズコバがリード。ふたりは2019年8月にトロント(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ブーズコバが6-2 7-5で勝っている。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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