組み合わせが決定、開幕試合は綿貫陽介とイーメル弟の対決に [デビスカップ日本対スウェーデン]

写真は右から岩渕聡監督、ダニエル太郎(エイブル)、内山靖崇(積水化学工業)、綿貫陽介(フリー)、望月慎太郎(IMG Academy)、マクラクラン勉(イカイ)(写真提供◎日本テニス協会)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」のファイナルズ予選「日本対スウェーデン」(3月4、5日/スウェーデン・ヘルシンボリ/室内ハードコート)の組み合わせ抽選が3月3日(木)に行われ、日本はシングルスにダニエル太郎(エイブル:単101位)と綿貫陽介(フリー:単267位)、ダブルスにはマクラクラン勉(イカイ:複35位)/内山靖崇(積水化学工業:複329位)を起用した。

 対するスウェーデンはシングルスにミカエル・イーメル(単85位)とエリアス・イーメル(単133位)、ダブルスはアンドレ・ゴランソン(複68位)/ドラゴス ニコラエ・マダラシュ(複568位)の布陣で臨む。

 抽選により初日のシングルス2試合は第1試合が綿貫とイーメル弟、第2試合はダニエルとイーメル兄が対戦することになった。

 2日目はダブルス1試合のあと、対戦相手を入れ替えたシングルス2試合が行われる予定となっている。ただし、出場選手はデ杯ルールに基づき変更される可能性がある。

 2020年の予選ラウンド(3月6、7日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)でエクアドルと対戦した日本は0勝3敗で敗れてファイナルズ進出を逃し、昨年行われたワールドグループⅠ(3月5、6日/パキスタン・イスラマバード/グラスコート)でパキスタンを4勝0敗で下してファイナルズ予選進出を決めていた。

 スウェーデンは2021年ファイナルズに出場し、グループステージ2位ながら決勝トーナメントに進出して準々決勝でロシアに0勝2敗で敗れた。

 両国は1981年にワールドグループ1回戦(神奈川県横浜市・横浜文化体育館/室内カーペットコート)で一度対戦しており、スウェーデンが5勝0敗で勝っている。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、同年のファイナルズに進出する。

※文中の世界ランクは2月28日付

ファイナルズ予選|日本 vs スウェーデン

第1日:3月4日(金)|17時00分(日本時間25時00分)~

第1試合 綿貫陽介(フリー:単267位)vs ミカエル・イーメル(単85位)

第2試合 ダニエル太郎(エイブル:単101位)vs エリアス・イーメル(単133位)

第2日:3月5日(土)|13時00分(日本時間21時00分)~

第3試合 マクラクラン勉(イカイ:複35位)/内山靖崇(積水化学工業:複329位)vs アンドレ・ゴランソン(複68位)/ドラゴス ニコラエ・マダラシュ(複568位)

第4試合 ダニエル太郎(エイブル:単101位)vs ミカエル・イーメル(単85位)

第5試合 綿貫陽介(フリー:単267位)vs エリアス・イーメル(単133位)

※デビスカップルールにより、第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles