ナダルがATPマスターズ1000大会でのマッチ400勝目をマーク [ATPインディアンウェルズ]

写真はATPマスターズ1000大会でのマッチ400勝目をマークしたラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日10~20日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第27シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を7-5 6-3で下してベスト16に進出した。

 今季17戦全勝のナダルはこの日の勝利で、マスターズ1000の大会におけるマッチ400勝目をマークした。

「それについては知らなかったよ。でももちろん、いい数字だね」とナダルは記録について話し、「試合は僕が望んでいたような形でスタートしなかったけど、カギとなる瞬間にいいパッシングショットを何本か打つことができ、それから状況がよくなり始めた」と試合を振り返った。

 ミスの少ないエバンズを前に第1セットで2つ目のサービスゲームをブレークされたナダルは一時2-4と劣勢に立たされたが、続く9ゲーム中8ゲームを取ってセットを先取した。彼はその勢いのままに第2セットでも出してブレークに成功して3-0とし、そのリードを守って試合を終わらせた。

 第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第26シードのガエル・モンフィス(フランス)に敗れ、前日には第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がトミー・ポール(アメリカ)に敗れるという番狂わせが起きたため、世界ランク4位のナダルは勝ち残って入る中で最もランキングが高い選手ということになる。

 ナダルは次のラウンドで、第17シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。オペルカは同日に行われた3回戦で第13シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-7(4) 6-4 6-4で倒し、ナダルの挑戦権を手に入れた。

「調子を向上させ続けなければならないけど、小さな調子の改善はあった。これは重要だよ。何故なら次のラウンドは、非常に難しい戦いとなるだろうからね」とナダルは話し、次の戦いを見据えた。

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写真◎Getty Images

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