9月のグループステージを主催する4都市が決定 [デビスカップ・ファイナルズ]
国際テニス連盟(ITF)とコスモステニスは木曜日に男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」のグループステージを主催する4つの都市を発表し、イタリア・ボローニャ、イギリス・グラスゴー、ドイツ・ハンブルク、スペイン・マラガが選ばれた。試合はいずれも、室内ハードコートで行われる。
デビスカップは2019年から、ITFとスペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。
新フォーマットのデビスカップではこれまでファイナルズのグループステージと決勝トーナメントを同じ日程の中で行ってきたが、今年はグループステージ(9月14~18日)と決勝トーナメント(11月23~27日)を分けて開催される。
今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れて9月のグループステージ(総当たり戦)を戦い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメント(開催地未定)に進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
ITFはまたウクライナ侵攻問題により出場資格を失った前年優勝国のロシア(正式にはロシアテニス連盟:RTF)に代わり、カナダに代替ワイルドカード(主催者推薦枠)を与えたと発表した。カナダは新フォーマットで行われた2019年の第1回ファイナルズで準優勝を飾ったが、3月に行われた予選ラウンドでオランダに0勝4敗で敗れていた。
前年の準優勝国クロアチアおよび先にワイルドカードを受け取っていたセルビアとイギリスのほか、ファイナルズ予選を勝ち上がった12ヵ国とカナダを加えた16チームで争われるグループステージの組み合わせ抽選は、3月31日にイギリス・ロンドンで行われる予定になっている。
写真◎Getty Images
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