青山修子/柴原瑛菜が第4シードを倒して今季初勝利 [アデレード国際]

WTAツアー公式戦の「アデレード国際」(オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月13~18日/賞金総額84万8000ドル/ハードコート)の女子ダブルス1回戦で、青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第4シードのドゥアン・インイン(中国)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)を7-6(2) 6-4で倒し、今季の初勝利を挙げた。試合時間は1時間31分。

 柴原と青山のコンビは、今大会が8度目のダブルス出場。昨年は6大会で3度決勝に進出し、10月には天津(WTAインターナショナル/ハードコート)とモスクワ(WTAプレミア/室内ハードコート)でタイトルを獲得した。前週のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)にも参戦していたが、初戦敗退に終わっていた。

 両親ともに日本人ながら南カリフォルニアで生まれ育った柴原は、昨年6月に国籍登録をアメリカから日本に変更した。ジュニア時代の柴原は、ジェイダ・ハート(アメリカ)とのコンビで臨んだ2016年USオープン・ジュニアのダブルスで優勝した実績を持っている。

 ふたりはシングルスの予選に出場していたが、ともに初戦で敗れていた。

 青山/柴原は準々決勝で、ソフィア・ケネン/ベサニー・マテック サンズ(ともにアメリカ)と対戦する。ケネン/マテック サンズは1回戦で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)/アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を7-5 6-7(4) [10-5]で下しての勝ち上がり。

 アデレード国際はWTAツアー・プレミアに格付けされる大会で、シングルス30ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

アデレード国際2020|PHOTOアルバム

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選1回戦

●2柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)3-6 4-6 ○1ユリア・プティンセバ(カザフスタン)[1]

●14青山修子(日本/近藤乳業)1-6 6-4 4-6 ○13アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)

上位出場選手シード順位|シングルス

アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1]
シモナ・ハレプ(ルーマニア)[2]
ペトラ・クビトバ(チェコ)[3]※疲労により欠場
ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[4/WC]

※写真は昨年の東レPPOでの青山修子(左)/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)
撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO

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