柴原瑛菜が青山修子とのコンビ5戦目でWTAツアー初優勝 [天津オープン]

WTAツアー公式戦の「天津オープン」(WTAインターナショナル/中国・天津/10月7~13日/賞金総額50万ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が日比野菜緒(ブラス)/加藤未唯(ザイマックス)を6-3 7-5で下し、同ペアでの初タイトルを獲得した。試合時間は1時間24分。

 試合は雨天により、室内コートで行われた。

 柴原と青山のコンビは、今大会が5度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ8月のサンノゼ(WTAプレミア/ハードコート)で準優勝し、前週の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)では4強入りを果たしていた。

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 両親ともに日本人ながら南カリフォルニアで生まれ育った柴原は、今年6月に国籍をアメリカから日本に変更した。ジュニア時代の柴原は、ジェイダ・ハート(アメリカ)と組んで臨んだ2016年USオープン・ジュニアのダブルスを制した実績を持っている。

 今大会での青山/柴原は、1回戦でシュー・シリン/ヨウ・シャオディ(ともに中国)を6-3 4-6 [10-7]で、準々決勝でワン・ヤファン/ヤン・ザオシャン(ともに中国)を5-7 6-4 [14-12]で、準決勝ではハン・シンユン/ジュ・リン(ともに中国)を6-1 4-6 [10-5]で破って決勝進出を決めていた。

 この結果で青山がアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)とのペアで出場した6月のスヘルトーヘンボス(WTAインターナショナル/グラスコート)に続くWTAツアー通算10勝目を挙げ、柴原はツアー初優勝を飾った。

※写真は北京の大会での青山修子(左)/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 03: Shuko Aoyama of Japan and Ena Shibahara of Japan react during their Women's doubles Quarterfinal match of 2019 China Open against Timea Babos of Hungary and Kristina Mladenovic of France at the China National Tennis Center on October 3, 2019 in Beijing, China. (Photo by Zhe Ji/Getty Images)

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