オーストラリアン・オープン男子ダブルスを制したキリオスとコキナキスが揃ってシングルス初戦を突破 [マイアミ・オープン]

写真はニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ニック・キリオス(オーストラリア)がアドリアン・マナリノ(フランス)を7-6(3) 6-3で退け大会をスタートした。試合時間は1時間32分。

 お互いにキープを続けた第1セットをタイブレークの末に先取したキリオスは第2セット第8ゲームで迎えたこの日2度目のブレークポイントをものにし、次のゲームで40-30から12本目のサービスエースを決めて試合を締めくくった。

 今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキリオスは次のラウンドで、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 男子ダブルスでタイトルを獲得したオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でキリオスのパートナーだったタナシ・コキナキス(オーストラリア)も初戦に臨み、リシャール・ガスケ(フランス)を6-4 6-2で下して予選からマッチ3連勝を飾った。

 キリオスとコキナキスは今大会でもワイルドカードでダブルスにエントリーしており、初戦の相手はサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)となっている。

 6人がプレーした地元アメリカ勢はマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)、予選を勝ち上がってきたデニス・クドラ(アメリカ)の3人が2回戦に駒を進めた。

 ケガで世界ランクを166位まで落としたたためプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)で出場しボルナ・チョリッチ(クロアチア)は予選勝者のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を6-4 7-5で倒し、昨年3月のロッテルダム(ATP500/室内ハードコート)以来となる復帰後初勝利をマークした。

 そのほかの試合ではユーゴ・ガストン(フランス)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、エミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)、オスカー・オッテ(ドイツ)、ヘンリー・ラクソネン(スイス)、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、予選勝者のダニエル太郎(エイブル)とダニエル エライ・ガラン(コロンビア)、フアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジャック・ドレイパー(イギリス)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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