望月勇希が今季初優勝、ITFツアーのシングルスでキャリア5勝目 [M15アンタルヤ]

写真は2020年全日本テニス選手権での望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)(撮影◎菅原淳)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「アンタルヤ・シリーズ」(ITFワールドテニスツアーM15/トルコ・アンタルヤ/3月21~27日/賞金総額1万5000ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第6シードの望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)がノーシードから勝ち上がってきたジャンマルコ・フェラーリ(イタリア)を3-6 6-1 6-1で倒して今季初優勝を飾った。試合時間は1時間26分。

 24歳の望月がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年6月のイラクリオン(M15/ハードコート)以来で通算5度目となる。決勝での戦績は、5勝2敗となった。

 今大会での望月は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のルーカス・コトラー(アルゼンチン)を6-1 6-3で退け、2回戦はビアチェスラフ・ビエリンスキー(ウクライナ)が第1セット途中で棄権したため勝ち上がり、準々決勝で予選勝者のダニエル・シニアコフ(チェコ)を6-1 7-5で、準決勝では予選勝者のマックス・フーケス(オランダ)を7-6(3) 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 そのほかの日本勢は川上倫平(マイシン)がシングルスで、山中太陽(西宮テニスクラブ)はフーケスとのペアで第4シードだったダブルスで4強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○8望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)[6] 3-6 6-1 6-1 ●18ジャンマルコ・フェラーリ(イタリア)

男子シングルス準決勝

○8望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)[6] 7-6(3) 6-4 ●13マックス・フーケス(オランダ)[Q]

○18ジャンマルコ・フェラーリ(イタリア)6-1 6-7(5) 6-0 ●29川上倫平(日本/マイシン)

男子シングルス準々決勝

○8望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)[6] 6-1 7-5 ●2ダニエル・シニアコフ(チェコ)[Q]

○13マックス・フーケス(オランダ)[Q] 6-4 6-7(9) 7-5 ●9イワン・ガホフ(ロシア)[4]

○18ジャンマルコ・フェラーリ(イタリア)6-4 6-4 ●23イリヤ・スニタリ(モルドバ)[Q]

○29川上倫平(日本/マイシン)7-5 6-2 ●25アレクサンダー・ウェイス(イタリア)[5]

男子ダブルス決勝

○1イワン・ガホフ/イワン・リュタレビッチ(ロシア/ベラルーシ)[1] 6-4 6-2 ●14ウムト・アッコユン/マート ナシ・チューカー (トルコ)

男子ダブルス準決勝

○1イワン・ガホフ/イワン・リュタレビッチ(ロシア/ベラルーシ)[1] 6-4 6-3 ●5ビリー・ハリス/コライ・クルジュ(イギリス/トルコ)[3]

○14ウムト・アッコユン/マート ナシ・チューカー (トルコ)6-4 5-7 [10-5] ●12マックス・フーケス/山中太陽(オランダ/西宮テニスクラブ)[4]

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撮影◎菅原淳

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