ノーシードから勝ち上がった望月勇希がITFツアーで4度目のタイトル獲得、越智真はダブルス準優勝 [M15イラクリオン]

写真は2019年全日本テニス選手権での望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)(撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「M15イラクリオン」(ITFワールドテニスツアーM15/ギリシャ・イラクリオン/本戦6月7~13日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)が第2シードのベン・パタエル(イスラエル)を7-5 6-2で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間40分。

 23歳の望月がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2019年6月の軽井沢(M15/クレーコート)以来でキャリア4度目となる。決勝での戦績は、4勝2敗となった。

 今大会での望月は1回戦でウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)を6-3 6-4で、2回戦で第6シードのアレクサンダー・ドンスキー(ブルガリア)を6-3 6-4で、準々決勝で予選勝者のジャイルズ・ハッセー(イギリス)を3-6 6-2 6-3で、準決勝ではビリー・ハリス(イギリス)を6-2 3-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスではウォロディミル・ウジロフスキー(ウクライナ)とのペアで出場した越智真(江崎グリコ)がノーシードから勝ち上がり、決勝では第1シードのフア・ルンハオ/ジャン・ザ(ともに中国)に2-6 7-6(6) [6-10]で敗れはしたが準優勝を飾った。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス決勝

○20望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)7-5 6-2 ●16ベン・パタエル(イスラエル)[5]

男子シングルス準決勝

○20望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)6-2 3-6 6-3 ●31ビリー・ハリス(イギリス)

男子シングルス準々決勝

○20望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)3-6 6-2 6-3 ●23ジャイルズ・ハッセー(イギリス)[Q]

男子シングルス2回戦

○20望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)6-3 6-4 ●17アレクサンダー・ドンスキー(ブルガリア)[6]

男子シングルス1回戦

●1越智真(日本/江崎グリコ)[1] 4-6 2-6 ○2アレクシス・ムシアレク( フランス)

●28仁木拓人(日本/三菱電機)6-1 1-6 6-3 ○27ジュリアン・キャッシュ(イギリス)

○20望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)6-3 6-4 ●19ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)

男子ダブルス決勝

●11越智真/ウォロディミル・ウジロフスキー(江崎グリコ/ウクライナ)2-6 7-6(6) [6-10] ○1フア・ルンハオ/ジャン・ザ(中国)[1]

男子ダブルス準決勝

○11越智真/ウォロディミル・ウジロフスキー(江崎グリコ/ウクライナ)6-4 6-2 ●14ロマン アンドレス・ブルチャガ/アントニオ ケイターノ・マーチ(アルゼンチン/エクアドル)

男子ダブルス準々決勝

○11越智真/ウォロディミル・ウジロフスキー(江崎グリコ/ウクライナ)6-4 6-4 ●10ダニエル・リンクンシュ モロゾフ/マタス・バシリャウスカス(ウクライナ/リトアニア)[Alt]

男子ダブルス1回戦

○11越智真/ウォロディミル・ウジロフスキー(江崎グリコ/ウクライナ)6-0 4-6 [12-10] ●12バシリオス・カリピ/ケルシー・スティーブンソン(南アフリカ/カナダ)[4]

●15望月勇希/仁木拓人(エキスパートパワーシズオカ/三菱電機)2-6 4-6 ○16マテウス・アウベス/アレクサンダー・ドンスキー(ブラジル/ブルガリア)[2]

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撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA

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