大坂なおみがコリンズを退け初の準決勝進出、次は3連敗中のベンチッチ [マイアミ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月3日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、世界ランク77位(3月21日付)の大坂なおみ(フリー)が第9シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 6-1で退けベスト4に進出した。試合時間は60分。

 マイアミに2年連続6度目の出場となる24歳の大坂は、昨年のベスト8がこれまでの最高成績だった。そのときは不戦勝を含め3試合を勝ち上がったあと、準々決勝でマリア・サカーリ(ギリシャ)に0-6 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、コリンズとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2018年10月の北京2回戦と2019年3月のインディアンウェルズ(ともにWTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)3回戦で顔を合わせ、いずれも大坂がストレートセットで勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦でアストラ・シャルマ(オーストラリア)を6-3 6-4で、2回戦で第13シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-2 6-3で退け、3回戦はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が左腹部のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がり、4回戦ではアリソン・リスク(アメリカ)を6-3 6-4で破って8強入りを決めていた。

 2021年シーズンの大坂は東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まり、今季はここまで3大会でプレーして6勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 大坂は次のラウンドで、第22シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。ベンチッチは準々決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したダリア・サビル(オーストラリア)を6-1 6-2で下しての勝ち上がり。

 ふたりは過去4度マッチアップして3勝1敗でベンチッチがリードしており、大坂の3連敗中となっている。

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写真◎Getty Images

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