キーズがクビトバに挽回勝ち、大坂はマッチポイント生かせず準決勝敗退 [ブリスベン国際]

今季のWTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTAプレミア/オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/賞金総額150万ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、マディソン・キーズ(アメリカ)は第1セットを落として第2セットでも先にブレークを許したが、そこから挽回してウインブルドン優勝歴2回で第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を3-6 6-2 6-3で下した。
第8シードのキーズは決勝で、前年度覇者のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。第2シードのプリスコバはもう一つの準決勝で、マッチポイントを凌いだ末にオーストラリアン・オープン女王の大坂なおみ(日清食品)を6-7(10) 7-6(3) 6-2で倒した。
WTAツアー2020(ブリスベン、深圳)|PHOTOアルバム
試合後にキーズは、コーチのフアン・トデロ氏との会話が流れを変える役に立ったと明かした。
「彼はただ、『がっかりするな』と言ったの」とキーズは話した。「私は勝つチャンスはあると感じていたけど、それらを取りきることができなかったわ…。でもひとたびそれをやったら、勢いが行ったりきたりしていると感じ始め、自信を得ることができたの」。
プリスコバは今大会において、ここ4年で3度目のタイトルを狙っている。
第3シードの大坂は第1セットをタイブレークの末に取ったあと、第2セットで初めてブレークに成功して6-5とリードした。しかし彼女は次の自分のサービスゲームでマッチポイントを掴んだにも関わらずキープすることができず、せっかくのブレークを生かすことができなかった。
「第1セットのあとは本当に悪い方向にいきそうになっていたから、自分が食い下がって彼女についていったことを誇りに思ったわ」とプリスコバは振り返った。「私はそれほどまずいことをやっていた訳ではなく、問題は彼女の方がよいプレーをしていたということだったのよ」。
世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)はブリスベンのシングルスで初戦敗退しはしたものの、ダブルスで決勝に至ることで貴重なコート上でのプレー時間を得ることができている。彼女とパートナーのキキ・バーテンズ(オランダ)は日曜日、第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はマディソン・キーズ(アメリカ)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 11: Madison Keys of the USA celebrates victory in her semi final match against Petra Kvitova of The Czech Republic during day six of the 2020 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 11, 2020 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Ranking of articles
2025-03-15
錦織が第2シードを倒して4強入り、初対決のコボッリにフルセット勝利 [フェニックス・チャレンジャー]
2025-03-10
綿貫陽介がティアフォーを倒す番狂わせで初のマスターズ16強入り [ATPインディアンウェルズ]
2025-03-13
錦織がシード撃破で初戦突破、ヘルシンキ決勝の相手ナルディに連勝 [フェニックス・チャレンジャー]
2025-03-12
杉山愛監督がファイナルズ予選の日本代表メンバーを発表、伊藤あおいが初選出 [ビリージーンキングカップ]
2025-03-09
ジョコビッチが2大会連続初戦敗退、2018年シーズン以来の3連敗「ここ数年は状況が明らかに違ってきている」 [ATPインディアンウェルズ]