大坂なおみは2年連続ベスト4、勝利目前からプリスコバに逆転負け [ブリスベン国際]

今季のWTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTAプレミア/オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/賞金総額150万ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)は第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に7-6(10) 6-7(3) 2-6で敗れた。試合時間は2時間48分。

 大坂は第2セット第12ゲームでマッチポイントを握ったが、決めきることができずにブレークバックを許して逆転負けを喫した。

WTAツアー2020(ブリスベン、深圳)|PHOTOアルバム

 ブリスベンに昨年初めて出場した大坂は2試合を勝ち抜いたが、準決勝でレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)に2-6 4-6で敗れていた。

 この結果でプリスコバは、大坂との対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。昨年は1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で対戦し、大坂が6-2 4-6 6-4で勝っていた。

 今大会での大坂は、1回戦でマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-2 6-7(4) 6-3で、2回戦でソフィア・ケネン(アメリカ)を6-7(3) 6-3 6-1で、準々決勝では第6シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-3 3-6 6-3で破って4強入りを決めていた。

 2019年シーズンの大坂は、1月にオーストラリアン・オープンでグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。USオープンで連覇を逃した大坂は、9月の大阪(WTAプレミア/ハードコート)と10月の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)で2大会連続優勝を果たした。

 プリスコバは大会連覇をかけた決勝で、第8シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは準決勝で、第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を3-6 6-2 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 11: Naomi Osaka of Japan looks frustrated after losing a point in her semi final match against Karolina Pliskova of The Czech Republic during day six of the 2020 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 11, 2020 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

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