ダニエル太郎が今季初の8強入り、前回敗れた18歳ルーネに雪辱 [セルビア・オープン]
ATPツアー公式戦の「セルビア・オープン」(ATP250/セルビア・ベオグラード/4月18~24日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎(エイブル)が18歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-3 6-7(1) 6-3で振りきりベスト8進出を決めた。試合時間は2時間38分。
第2セット5-4からのサービスゲームでマッチポイントを2本握りながら決めきれなかったダニエルはタイブレークの末にセットオールに追いつかれたが、第3セットの立ち上がりで奪ったワンブレークを守って勝利を掴んだ。ツアー大会でダニエルが8強入りしたのは、昨年の同大会以来で通算11回目となる。
ベオグラードの大会に2年連続出場となる29歳のダニエルは、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)としてプレーした昨年の大会でベスト4をマーク。そのときは本戦で3試合に勝ったあと、準決勝でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に1-6 7-6(5) 0-6で敗れていた。
今大会でのダニエルは予選2試合を勝ち抜き、1回戦で地元選手のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を2-6 6-1 7-6(2)で破って勝ち上がっていた。
この結果でダニエルは、ルーネとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年9月にシュチェチン(チャレンジャー125/クレーコート)の1回戦で一度顔を合わせており、ルーネが6-3 7-5で勝っていた。
ダニエルは次のラウンドで、第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。ルブレフは2回戦で、予選勝者のイリ・レヘカ(チェコ)を4-6 7-6(1) 6-2で下しての勝ち上がり。
写真◎Getty Images
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