越智真が2019年9月以来のITFツアー5勝目、羽澤慎治/清水悠太はダブルスでタイトルを獲得 [M15チェンライ]

写真は2019年全日本テニス選手権での越智真(江崎グリコ)(撮影◎菅原淳)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ITF男子アジア/オセアニア#4」(ITFワールドテニスツアーM15/タイ・チェンライ/4月25日~5月1日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、越智真(江崎グリコ)がルビン・ステイサム(ニュージーランド)とのノーシード対決を6-4 6-4で制してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間39分。

 25歳の越智がITFツアーでタイトルを獲得したのは、2019年9月の南昌(M15/室内クレーコート)以来でキャリア5度目となる。決勝での戦績は、5勝9敗となった。

 今大会での越智は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のオマール・アハメド(サウジアラビア)を6-2 6-3で、2回戦で予選勝者のコリン・マークス(アメリカ)を7-6(4) 6-7(2) 6-3で、準々決勝でワイルドカードのユッタナ・チャロンポン(タイ)を6-3 4-6 6-4で、準決勝ではS D プラジワル・デーブ(インド)を6-3 3-6 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスでは全日本テニス選手権準優勝ペアの羽澤慎治(慶應義塾大学)/清水悠太(三菱電機)が第4シードから勝ち上がり、決勝でワイルドカードのプルチャ・イサロ/サンタブ・スクスムラーン(ともにタイ)を7-6(2) 6-1で下して優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○11越智真(日本/江崎グリコ)6-4 6-4 ●29ルビン・ステイサム(ニュージーランド)

男子シングルス準決勝

○11越智真(日本/江崎グリコ)6-3 3-6 6-2 ●4S D プラジワル・デーブ(インド)

○29ルビン・ステイサム(ニュージーランド)6-3 7-6(3) ●22仁木拓人(日本/三菱電機)

男子シングルス準々決勝

○4S D プラジワル・デーブ(インド)7-5 6-3 ●8清水悠太(日本/三菱電機)[6]

○11越智真(日本/江崎グリコ)6-3 4-6 6-4 ●13ユッタナ・チャロンポン(タイ)[WC]

○22仁木拓人(日本/三菱電機)1-0 Ret. ●17オマール・ジェシカ(オーストラリア)[7]

○29ルビン・ステイサム(ニュージーランド)6-7(5) 7-6(2) 6-3 ●25田沼諒太(日本/橋本総業ホールディングス)[8]

男子ダブルス決勝

○12羽澤慎治/清水悠太(慶應義塾大学/三菱電機)[4] 7-6(2) 6-1 ●6プルチャ・イサロ/サンタブ・スクスムラーン(タイ)[WC]

男子ダブルス準決勝

○6プルチャ・イサロ/サンタブ・スクスムラーン(タイ)[WC] 不戦勝 ●4デイン・ケリー/カルム・プッターギル(オーストラリア)

○12羽澤慎治/清水悠太(慶應義塾大学/三菱電機)[4] 不戦勝 ●13オマール・ジェシカ/チャンチャイ・スックトン エン(オーストラリア/タイ)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

撮影◎菅原淳

Pick up

Related

Ranking of articles