桑田寛子とアブドレイモワが2015年6月以来のコンビ2勝目 [W25モナスティル]

写真は2020年全日本テニス選手権での桑田寛子(島津製作所)(撮影◎菅原淳)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW25/チュニジア・モナスティル/4月25日~5月1日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第3シードのニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)/桑田寛子(島津製作所)が第2シードのペイジュ・ハウリガン(ニュージーランド)/バレリア・サビンキ(ロシア)に6-1 3-6 [12-10]で競り勝ち優勝を飾った。試合時間は1時間23分。

 今回が5度目のダブルス出場だったアブドレイモワ/桑田は、初めてペアを組んだ2015年6月のアンディジャン(ITF2万5000ドル/ハードコート)以来のコンビ2勝目を挙げた。31歳の桑田がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)とのコンビで臨んだ昨年9月のカルダス ダ ライーニャ(W60+H/ハードコート)以来で通算21回目となる。

 今大会でのアブドレイモワ/桑田は1回戦でヤスミン・マンスーリ(フランス)/ヴィクトリア・モルバヨバ(スロバキア)を6-2 6-4で、準々決勝で緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)/上田らむ(ノア・インドアステージ)を5-7 6-4 [10-3]で、準決勝では第1シードのソフィア・ランセレ(ロシア)/バレリヤ・ストラコバ(ウクライナ)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は5人が本戦に出場したが、細木咲良(原商)が2回戦に進出したのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○17ニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)[5] 3-6 6-2 6-2 ●8イボンヌ・カバリェ レイメルス(スペイン)[6]

女子シングルス準決勝

○8イボンヌ・カバリェ レイメルス(スペイン)[6] 6-0 6-4 ●11ワン・メイリン(中国)[WC]

○17ニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)[5] 6-4 6-4 ●25ルー・ジアジン(中国)[8]

女子シングルス準々決勝

○8イボンヌ・カバリェ レイメルス(スペイン)[6] 6-2 Ret. ●1ジュ・リン(中国)[1]

○11ワン・メイリン(中国)[WC] 6-1 6-4 ●12ペイジュ・ハウリガン(ニュージーランド)

○17ニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)[5] 6-1 6-3 ●23アディシャ・カルナラトネ(香港)[Q]

○25ルー・ジアジン(中国)[8] 1-6 6-4 6-0 ●31エカテリーナ・ヤシナ(ロシア)

女子ダブルス決勝

○5ニギナ・アブドレイモワ/桑田寛子(ウズベキスタン/島津製作所)[3] 6-1 3-6 [12-10] ●16ペイジュ・ハウリガン/バレリア・サビンキ(ニュージーランド/ロシア)[2]

女子ダブルス準決勝

○5ニギナ・アブドレイモワ/桑田寛子(ウズベキスタン/島津製作所)[3] 6-3 6-4 ●1ソフィア・ランセレ/バレリヤ・ストラコバ(ロシア/ウクライナ)[1]

○16ペイジュ・ハウリガン/バレリア・サビンキ(ニュージーランド/ロシア)[2] 2-6 7-5 [10-5] ●10細木咲良/坂詰姫野(原商/橋本総業ホールディングス)

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撮影◎菅原淳

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