清水悠太がITFツアーのシングルスで2020年2月以来のタイトルを獲得、田島尚輝とのダブルスは準優勝 [M15アンタルヤ]

写真は男子シングルスで優勝を飾った清水悠太(三菱電機/左)と準優勝のパブロ・ラマス ルイズ(スペイン)(写真提供◎清水悠太:三菱電機所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「アンタルヤ・シリーズ」(ITFワールドテニスツアーM15/トルコ・アンタルヤ/5月2~8日/賞金総額1万5000ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第4シードの清水悠太(三菱電機)が第6シードのパブロ・ラマス ルイズ(スペイン)を2-6 6-4 6-3で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は2時間11分。

 昨年の全日本テニス選手権チャンピオンで22歳の清水がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2020年2月のアクトベ(M25/室内ハードコート)以来で通算9度目となる。決勝での戦績は、9勝3敗となった。

 今大会での清水は1回戦でシダン・ポンジョディクロモ(オランダ)を6-4 6-3で、2回戦でディエゴ アウグスト・バレット サンチェス(スペイン)を7-5 6-2で、準々決勝で予選勝者のマテオ・ベジェナル(ルーマニア)を6-3 6-3で、準決勝では第7シードのリー・ハンウェン(中国)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 清水は田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)と組んで第2シードで出場したダブルスでも3試合を勝ち抜き、決勝でフアン パブロ・カニャス ガルシア(スペイン)/パブロ・ラマス ルイズに4-6 5-7で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○9清水悠太(日本/三菱電機)[4] 2-6 6-4 6-3 ●17パブロ・ラマス ルイズ(スペイン)[6]

男子シングルス準決勝

○9清水悠太(日本/三菱電機)[4] 6-1 6-2 ●8リー・ハンウェン(中国)[7]

○17パブロ・ラマス ルイズ(スペイン)[6] 6-2 6-4 ●26ブルーノ・クズハラ(アメリカ)[JR]

男子シングルス準々決勝

○8リー・ハンウェン(中国)[7] 7-5 6-4 ●3イリヤ・ベロボロドコ(ウクライナ)

○9清水悠太(日本/三菱電機)[4] 6-3 6-3 ●13マテオ・ベジェナル(ルーマニア)[Q]

○17パブロ・ラマス ルイズ(スペイン)[6] 7-5 6-3 ●21マート ナシ・チューカー (トルコ)[WC]

○26ブルーノ・クズハラ(アメリカ)[JR] 6-1 2-0 Ret. ●32コランタン・デノリ(フランス)[2]

男子ダブルス決勝

○3フアン パブロ・カニャス ガルシア/パブロ・ラマス ルイズ(スペイン)6-4 7-5 ●16清水悠太/田島尚輝(三菱電機/やまやコミュニケーションズ)[2]

男子ダブルス準決勝

○3フアン パブロ・カニャス ガルシア/パブロ・ラマス ルイズ(スペイン)7-6(4) 6-3 ●7ゲオルゲ・ボテザン/ラファエル・カルジ(ルーマニア/ルクセンブルク)

○16清水悠太/田島尚輝(三菱電機/やまやコミュニケーションズ)[2] 7-6(5) 4-6 [10-8] ●11オザン・コラク/ブルーノ・クズハラ(アメリカ)

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写真提供◎清水悠太:三菱電機所属

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