フランスの『新四銃士』のひとり、元世界6位シモンが今シーズン終了後に引退する意向を表明「悲しさも後悔もない」

写真はマイアミ・オープンでのジル・シモン(フランス)(Getty Images)


 ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)、ガエル・モンフィス(フランス)、リシャール・ガスケ(フランス)とともに『新四銃士』(元祖“四銃士”は1920年代から30年代に活躍したフランスのジャン・ボロトラ、ジャック・ブルニョン、アンリ・コシェ、ルネ・ラコステ)と呼ばれたジル・シモン(フランス)が自身のツイッターを更新し、今シーズン終了後に引退する意向であると発表した。

「魔法のような、素晴らしく並外れた冒険だった。その冒険は、今年の末に終わることになる。それを可能にしてくれた皆さんに心からお礼を言いたい。悲しさも後悔もない。ただ僕に残されたすべてを、(これからプレーする)すべての試合に最後の最後まで注ぎ込みたい」とシモンはツイートした。

 現在37歳のシモンは2004年10月に母国であるフランスのメスでATPツアー初出場を果たし、それ以来ツアーのシングルスで14のタイトルを獲得した。彼は2008年マドリッドと2014年上海のATPマスターズ1000大会で決勝に進出し、世界ランク自己最高6位をマークした。

 ATP(男子プロテニス協会)によればシモンは現在ツアーレベルのシングルスでマッチ498勝を挙げており、今から年末までの間に500勝に至った11人目の現役プレーヤーになることを目指している。

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写真◎Getty Images

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