関口周一が2019年5月以来のITFツアー10勝目、羽澤慎治とのダブルスも制して2冠達成 [M15イラクリオン]

写真は男子シングルスで優勝を飾った関口周一(Team REC)(写真提供◎関口周一:Team REC所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「M15イラクリオン」(ITFワールドテニスツアーM15/ギリシャ・イラクリオン/5月23~29日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードの関口周一(Team REC)がサイモン アンソニー・イワノフ(ブルガリア)を6-3 6-1で下して優勝を飾った。試合時間は1時間18分。

 30歳の関口がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2019年5月のノンタブリー(M25/ハードコート)以来で通算10度目となる。決勝での戦績は、10勝17敗となった。

 今大会での関口は1回戦でガブリエレ・ボシオ(イタリア)を3-6 6-4 6-0で倒し、2回戦はマーロン・ヴァンカン(ドイツ)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、準々決勝で予選勝者のステファノス・サケラリディス(ギリシャ)を7-6(6) 6-1で、準決勝では第5シードのマーク・ホワイトハウス(イギリス)を6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 関口は羽澤慎治(JCRファーマ)とのペアで出場したダブルスでも決勝でイワノフ/ホン キット・ウォン(香港)とのノーシード対決を6-4 4-6 [12-10]で制しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○1関口周一(日本/Team REC)[1] 6-3 6-1 ●29サイモン アンソニー・イワノフ(ブルガリア)

男子シングルス準決勝

○1関口周一(日本/Team REC)[1] 6-4 6-2 ●16マーク・ホワイトハウス(イギリス)[5]

○29サイモン アンソニー・イワノフ(ブルガリア)6-4 6-4 ●24ジェローム・キム(スイス)[3]

男子シングルス準々決勝

○1関口周一(日本/Team REC)[1] 7-6(6) 6-1 ●5ステファノス・サケラリディス(ギリシャ)[Q]

○16マーク・ホワイトハウス(イギリス)[5] 6-1 7-5 ●10マシュー・デラベドバ(オーストラリア)

○24ジェローム・キム(スイス)[3] 2-6 6-3 6-1 ●17エミル・ラインバーグ(アメリカ)[6]

○29サイモン アンソニー・イワノフ(ブルガリア)6-0 7-5 ●25ケルシー・スティーブンソン(カナダ)[8]

男子ダブルス決勝

○10羽澤慎治/関口周一(JCRファーマ/Team REC)6-4 4-6 [12-10] ●4サイモン アンソニー・イワノフ/ホン キット・ウォン(ブルガリア/香港)

男子ダブルス準決勝

○4サイモン アンソニー・イワノフ/ホン キット・ウォン(ブルガリア/香港)2-6 6-1 [10-8] ●5ジェームズ・フローリー/オマール・ジェシカ(オーストラリア)[4]

○10羽澤慎治/関口周一(JCRファーマ/Team REC)6-4 6-2 ●16アンドレア・バッソ/ジョルジオ・リッカ(イタリア)[2]


男子ダブルスで優勝を飾った羽澤慎治(JCRファーマ/左)と関口周一(Team REC)(写真提供◎関口周一:Team REC所属)

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写真提供◎関口周一:Team REC所属

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