左膝前十字靭帯断裂の重傷から復帰したリシツキが8強入り [バート ホンブルク・オープン]

写真は8強入りを決めた瞬間のサビーネ・リシツキ(ドイツ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月19~25日/賞金総額25万1750ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、サビーネ・リシツキ(ドイツ)がグリート・ミネン(ベルギー)を6-3 2-6 6-2で倒して8強入りを決めた。試合時間は1時間54分。

 度重なるケガにキャリアを妨げられてきたリシツキは2020年11月に負った左膝前十字靭帯断裂の重傷から今年5月に復帰し、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した。2012年に世界ランクで自己最高の12位をマークしたリシツキは、2013年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝でマリオン・バルトリ(フランス)に敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 リシツキは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第6シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、第9シードのアリゼ・コルネ(フランス)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではケルバーがコルネと、ハレプがアニシモワと、アンドレスクは第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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