細木祐佳が清水映里とのダブルスでITFツアー初優勝 [W15モナスティル]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った細木祐佳(フリー/右)と清水映里(東通産業)(写真提供◎細木祐佳)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/6月27日~7月3日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第4シードの細木祐佳(フリー)/清水映里(東通産業)が第2シードのディアナ・チェホウディ(チュニジア)/ヤスミン・マンスーリ(フランス)を6-3 6-2で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間2分。

 細木と清水のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ同地で開催された前週の大会でも決勝に進出したが、ウェイ・シージャ/ヤオ・シンシン(中国)に3-6 3-6で敗れていた。

 24歳の清水は早稲田大学在学中の2020年2月にハミルトン(W15/ハードコート)のシングルスでタイトルを獲得していたが、23歳の細木はこれが単複を通してITFツアー初優勝となった。

 今大会での細木/清水は1回戦でキアラ・ジレリー(イタリア)/ジュリアーナ・ムニョス(ブラジル)を3-6 6-2 [10-4]で、準々決勝でジュリアーナ・ベステッティ/カローラ・カベッリ(ともにイタリア)を5-7 6-0 [10-5]で、準決勝では第1シードのウェイ/ヤオを5-7 6-4 [10-4]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は3人が本戦に出場したが、第8シードの小林ほの香(橋本総業ホールディングス)が8強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○16マノン・レオナール(フランス)[5] 6-2 6-2 ●32ヤスミン・マンスーリ(フランス)[2]

女子シングルス準決勝

○16マノン・レオナール(フランス)[5] 6-1 6-3 ●8ジェニファー・ルイカム(インド)[7]

○32ヤスミン・マンスーリ(フランス)[2] 3-6 6-2 7-5 ●19ウェイ・シージャ(中国)

女子シングルス準々決勝

○8ジェニファー・ルイカム(インド)[7] 3-6 7-6(6) 6-0 ●4キアラ・ジレリー(イタリア

○16マノン・レオナール(フランス)[5] 6-0 1-0 Ret. ●9タミラ・パシェック(オーストリア)[4]

○19ウェイ・シージャ(中国)6-4 6-2 ●24ヤオ・シンシン(中国)[3]

○32ヤスミン・マンスーリ(フランス)[2] 6-2 2-6 7-6(5) ●25小林ほの香(日本/橋本総業ホールディングス)[8]

女子ダブルス決勝

○5細木祐佳/清水映里(フリー/東通産業)[4] 6-3 6-2 ●16ディアナ・チェホウディ/ヤスミン・マンスーリ(チュニジア/フランス)[2]

女子ダブルス準決勝

○5細木祐佳/清水映里(フリー/東通産業)[4] 5-7 6-4 [10-4] ●1ウェイ・シージャ/ヤオ・シンシン(中国)[1]

○16ディアナ・チェホウディ/ヤスミン・マンスーリ(チュニジア/フランス)[2] 6-1 6-3 ●12アストリ・シロッテ/タミラ・パシェック(フランス/オーストリア)[3]

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写真提供◎細木祐佳

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