ペグラが3年越しのタイトル防衛に向けた挑戦をスタート、42歳ビーナスは1年以上ぶりのシングルスで勝利ならず [シティ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シティ・オープン」(WTA250/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-2 6-2で退け、3年越しのタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。試合時間は1時間13分。

 この大会は2020年が新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで中止となり、昨年は男子大会のみ行われたため、女子大会は3年ぶりの開催となる。

 2019年の同大会でWTAツアー初タイトルを獲得した28歳のペグラは、両親がNFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーであることでも知られている。今シーズンのペグラはここまで13大会に出場し、5月のマドリッドで準優勝を飾るなど25勝13敗の戦績で今大会を迎えている。

 ペグラは次のラウンドで、予選勝者のミリアム・ビョルクルン(スウェーデン)を3-6 7-5 7-6()4)で破って勝ち上がったダリア・サビル(オーストラリア)と対戦する。

 ワイルドカードを受け取り1年以上ぶりにシングルスの試合に臨んだ42歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は第1セットを先取したが、予選勝者のレベッカ・マリノ(カナダ)に6-4 1-6 4-6で敗れて復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

 そのほかの試合では第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第6シードのカイア・カネピ(エストニア)、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)、ドナ・ベキッチ(クロアチア)、ジュ・リン(中国)が2回戦に駒を進めた。

 サムソノワが第5シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を7-6(4) 4-6で、ベキッチは第7シードのマヤル・シェリフ(エジプト)を6-4 6-1で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles