前週決勝の借りを返した清水悠太がITFツアーのシングルスで今季2勝目、田沼諒太とのダブルスも制して2冠達成 [M15クチン]

写真は男子シングルスで優勝を飾った清水悠太(三菱電機/右)とコーチの井本善友氏(写真提供◎清水悠太:三菱電機所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「M15クチン」(ITFワールドテニスツアーM15/マレーシア・サラワク州クチン/8月1~7日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードの清水悠太(三菱電機)が第1シードのナム ホァン・ライ(ベトナム)を6-1 6-2で下して優勝を飾った。試合時間は53分。

 両者は前週のクアラルンプール(M15/ハードコート)でも決勝で対戦し、ライが7-5 6-3で勝っていた。

 昨年の全日本テニス選手権チャンピオンで23歳の清水がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、5月のアンタルヤ(M25/クレーコート)以来で通算10度目となる。決勝での戦績は、10勝4敗となった。

 今大会での清水は1回戦でジラット・ナバシリソンブーン(タイ)を6-3 6-1で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のミン トゥアン・ファン(ベトナム)を6-1 6-1で、準々決勝で第8シードのファン・ツン ハオ(台湾)を6-3 7-6(5)で、準決勝では予選勝者のアンドレ・イラガン(アメリカ)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 田沼諒太(橋本総業ホールディングス)とのペアでダブルスに第1シードとして出場していた清水は決勝で磯村志(やすいそ庭球部)/末岡大和(トップラン)を6-1 6-1で倒しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○32清水悠太(日本/三菱電機)[2] 6-1 6-2 ●1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1]

男子シングルス準決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 1-6 7-5 6-4 ●16モエラニ・ブジゲ(オーストラリア)[5]

○32清水悠太(日本/三菱電機)[2] 6-4 6-3 ●18アンドレ・イラガン(アメリカ)[Q]

男子シングルス準々決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 6-3 6-2 ●7磯村志(日本/やすいそ庭球部)

○16モエラニ・ブジゲ(オーストラリア)[5] 7-6(6) 1-6 6-1 ●9田沼諒太(日本/橋本総業ホールディングス)[4]

○18アンドレ・イラガン(アメリカ)[Q] 6-2 6-7(4) 6-4 ●22正林知大(日本/Team REC)[Q]

○32清水悠太(日本/三菱電機)[2] 6-3 7-6(5) ●25ファン・ツン ハオ(台湾)[8]

男子ダブルス決勝

○1清水悠太/田沼諒太(三菱電機/橋本総業ホールディングス)[1] 6-1 6-1 ●13磯村志/末岡大和(やすいそ庭球部/トップラン)

男子ダブルス準決勝

○1清水悠太/田沼諒太(三菱電機/橋本総業ホールディングス)[1] 1-6 6-2 [10-4] ●5羽澤慎治/竹内研人(JCRファーマ/橋本総業ホールディングス)[3]

○13磯村志/末岡大和(やすいそ庭球部/トップラン)6-3 6-2 ●10ツイ・ジー/ファン・ツン ハオ(中国/台湾)

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写真提供◎清水悠太:三菱電機所属

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