ジョルジがラドゥカヌを下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタート [WTAトロント]
WTAツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月8~14日/賞金総額269万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、カミラ・ジョルジ(イタリア)が第9シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を7-6(0) 6-2で倒してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。試合時間は1時間49分。
モントリオールで開催された昨年の大会で決勝に進出した30歳のジョルジは、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-3 7-5で下してキャリア最大のタイトルを獲得した。
ジョルジは次のラウンドで、アンナ・ボンダール(ハンガリー)を7-6(2) 6-1で破って勝ち上がったエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。
この日は3回戦が1試合行われ、第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)がスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-2 4-6 6-2で振りきり16強入りを決めた。
同日にプレーした上記2人以外のシード勢は第10シードのコリ・ガウフ(アメリカ)と第12シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が2回戦に駒を進めたが、前週のサンノゼ(WTA500/ハードコート)で今季初優勝を飾った第11シードのダリア・カサキナ(ロシア)は2019年大会チャンピオンのビアンカ・アンドレスク(カナダ)に6-7(5) 4-6で敗れた。
そのほかの試合ではアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、カイア・カネピ(エストニア)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、ジャン・シューアイ(中国)、ジェン・チンウェン(中国)、予選勝者のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)が初戦を突破した。
大坂なおみ(フリー)はカネピと対戦したが、タイブレークの末に6-7(4)で第1セットを落とすと第2セット0-3とリードされた時点で背中のケガを理由にリタイアした。
写真◎Getty Images
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