セレナがシングルスで14ヵ月以上ぶりの勝利 [WTAトロント]

写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月8~14日/賞金総額269万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を6-3 6-4で下し、シングルスで14ヵ月以上ぶりの勝ち星をマークした。試合時間は1時間57分。

 左脚のケガで丸1年戦線を離脱した40歳のセレナは6月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で1年ぶりにシングルスの試合をプレーしたが、1回戦でアルモニー・タン(フランス)に5-7 6-1 6-7(7-10)で惜敗していた。セレナがこれ以前にシングルスで勝ったのは、4回戦で敗れた昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)まで遡る。

 セレナは次のラウンドで、第12シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と予選を勝ち上がってきたテレザ・マルティンコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

 今大会にはセレナの姉である42歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)もワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したが、1回戦でジル・タイヒマン(スイス)に2-6 3-6で敗れた。

 この日はシード勢4人が初戦に臨み、右足の疲労骨折から復帰した第13シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)、第14シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第15シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第16シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が揃って2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、ウインブルドン優勝者のエレナ・リバキナ(カザフスタン)、アリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)、アリゼ・コルネ(フランス)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、スローン・スティーブンス(アメリカ)、予選勝者のエイジア・ムハメッド(アメリカ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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