野口莉央がITFツアーのシングルスで今季3勝目、ダブルスは仁木拓人/柚木武が優勝 [UCHIYAMA CUP WEEK 1]

写真は左から増⽥健太郎氏、男子シングルス準優勝の関口周一(Team REC)、優勝の野口莉央(明治安田生命)、内山靖崇(積水化学工業)(Uchiyama Cup実行委員会、撮影◎長浜功明)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「UCHIYAMA CUP WEEK 1」(ITFワールドテニスツアーM25/北海道札幌市・平岸庭球場/本戦8月30日~9月4日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードの野口莉央(明治安田生命)が第7シードの関口周一(Team REC)に4-6 7-5 6-2で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は2時間26分。

 23歳の野口がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、7月のイダーニャ ア ノーヴァ(M25/ハードコート)以来でキャリア6度目となる。決勝での戦績は、6勝7敗となった。

 今大会での野口は1回戦で予選勝者の中村健太(志津TC)を6-1 6-0で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の中西聖也(チームralosso)を6-0 6-3で下し、準々決勝は予選勝者の高見澤岳飛(フリー)が第1セット途中で棄権したため勝ち上がり、準決勝では第4シードの田沼諒太(橋本総業ホールディングス)を6-4 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝は第4シードの仁木拓人(三菱電機)/柚木武(イカイ)が第2シードの川上倫平(マイシン)/田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)に3-6 6-4 [10-8]で競り勝ち、6月のハーモン(M25/ハードコート)に続く同ペアとして2つ目のタイトルを獲得した。

 次週は引き続き、同地で「UCHIYAMA CUP WEEK 2」(ITFワールドテニスツアーM25/本戦9月6~11日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)が開催される。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会最終日◎試合結果

男子シングルス決勝

○1野口莉央(日本/明治安田生命)[1] 4-6 7-5 6-2 ●25関口周一(日本/Team REC)[7]

男子ダブルス決勝

○5仁木拓人/柚木武(三菱電機/イカイ)[4] 3-6 6-4 [10-8] ●16川上倫平/田島尚輝(マイシン/やまやコミュニケーションズ)[2]


左から大会ディレクターの増⽥健太郎氏、男子ダブルス優勝の仁木拓人(三菱電機)、柚木武(イカイ)、準優勝の川上倫平(マイシン)、田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)、大会主催者の内山靖崇(積水化学工業)(Uchiyama Cup実行委員会、撮影◎長浜功明)

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Uchiyama Cup実行委員会、撮影◎長浜功明

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