ガルシアの連勝を止めたジャバーがグランドスラム2大会連続決勝進出 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が第17シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-1 6-3で下し、四大大会初制覇にふたたび王手をかけた。試合時間は1時間6分。
フラッシングメドウに6年連続7度目の出場となる28歳のジャバーは、3度の3回戦進出(2019~21年)がこれまでの最高成績だった。第20シードとして臨んだ昨年は、3回戦でエリース・メルテンス(ベルギー)に3-6 5-7で敗れていた。
7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でグランドスラム自己最高の準優勝を飾ったジャバーはUSオープンに先立つ夏のハードコートシーズンに3大会でプレーし、2勝3敗の戦績で今大会を迎えている。
この結果でジャバーは、同じ28歳のガルシアとのツアーレベルでの対戦成績を3勝0敗とした。全米では2019年大会の1回戦で顔を合わせており、ジャバーが7-6(8) 6-2で勝っていた。ガルシアはジュニア時代も含めると、ジャバーに7戦全敗となった。
今大会でのジャバーは1回戦でマディソン・ブレングル(アメリカ)を7-5 6-2で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のエリザベス・マンドリク(アメリカ)を7-5 6-2で、3回戦で第31シードのシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を4-6 6-4 6-3で、4回戦で第18シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を7-6(1) 6-4で、準々決勝ではアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-4 7-6(4)で破って4強入りを決めていた。
ジャバーは決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第6シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。
ガルシアは破竹の勢いで勝ち上がってきたが、シンシナティ(WTA1000/ハードコート)の予選から続いていた連勝は「13」でストップした。
写真◎Getty Images
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