上地結衣/モンジェーヌは準優勝、デ グロート/ファンクォトがタイトル防衛に成功 [USオープン車いすの部]

今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の車いす女子ダブルス決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)は第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)に2-6 2-6で敗れ、デ グロート/ファンクォトが2連覇を達成した。試合時間は1時間25分。
四大大会でデ グロート/ファンクォトがタイトルを獲得したのは、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で通算12回目(全豪3回、全仏5回、ウインブルドン1回、全米3回)となる。同ペアは2019年に目覚ましい活躍を見せ、『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』の偉業を成し遂げた。
今大会でのデ グロート/ファンクォトは1回戦でアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)/船水梓緒里(三菱商事)を6-1 6-1で、準決勝では田中愛美(ブリヂストンスポーツアリーナ)/ジュ・ジェンジェン(中国)を6-0 6-1で破って決勝進出を決めていた。
第1シードとして参戦しているシングルスでも勝ち残っているデ グロートは、最終日の決勝で単複2冠と前人未到の2年連続『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』をかけて第2シードの上地と対戦する予定になっている。
車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。
写真◎Getty Images
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