西岡良仁がキャリア最大の勝利、世界2位ルードから金星で準決勝進出 [韓国オープン]

写真はUSオープンでの西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Eugene韓国オープン・テニス選手権」(ATP250/韓国・ソウル/9月26日~10月2日/賞金総額123万7570ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、西岡良仁(ミキハウス)が第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-2 3-6 6-2で倒す金星を挙げてベスト4に進出した。試合時間は1時間55分。

 ツアー大会で西岡が準々決勝を突破したのは、準優勝を飾った8月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。世界ランク2位のルードは西岡がこれまでに勝った最上位の選手で、キャリア4度目の対トップ10勝利を挙げた。

 韓国で男子のツアー公式戦が開催されるのは1996年以来で、西岡は1回戦で第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-2 7-6(3)で、2回戦ではダニエル太郎(エイブル)を6-2 6-4で破って8強入りを決めていた。

 この結果で西岡は、ルードとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年5月にマドリッド(ATP1000/クレーコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ルードが6-1 6-2で勝っていた。

 西岡は準決勝で、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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