クレイチコバがシングルスでツアー4勝目、室内ハードコートで25試合ぶりの黒星を喫したコンタベイトは地元優勝ならず [タリン・オープン]
WTAツアー公式戦の「タリン・オープン」(WTA250/エストニア・タリン/9月26日~10月2日/賞金総額25万1750ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第1シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-2 6-3で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間21分。
26歳のクレイチコバがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年7月のプラハ(WTA250/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。決勝での戦績は、4勝3敗となった。
今シーズンを1月のシドニー(WTA500/ハードコート)での準優勝でスタートした26歳のクレイチコバは肘のケガに苦しみ3回戦敗退に終わった2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)のあと一時戦線を離脱し、復帰後は今大会までシングルスで7勝10敗と苦戦を強いられていた。
この結果でクレイチコバは、コンタベイトとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは1月にシドニーの準決勝で顔を合わせ、クレイチコバが0-6 6-4 7-6(12)で勝っていた。
今大会でのクレイチコバは1回戦でアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-1 7-6(3)で、2回戦でマルタ・コスチュク(ウクライナ)を7-5 6-3で、準々決勝で第3シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-3 6-4で、準決勝では第2シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-7(5) 7-6(2) 6-2で破って決勝進出を決めていた。
昨年プレーした室内ハードコートの試合で全勝した26歳のコンタベイトは2月にサンクトペテルブルク(WTA500/室内ハードコート)を制していたが、同サーフェスで続けていた連勝は「24」でストップした。
最後に行われたダブルス決勝では第3シードのリューメラ・キッチュノック/ナディヤ・キッチュノック(ともにウクライナ)が第1シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/ラウラ・シグムンド(ドイツ)を7-5 4-6 [10-7]で倒し、同ペアでのツアー4勝目を挙げた。
写真◎Getty Images
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