綿貫陽介がティアフォーを倒す番狂わせで初のマスターズ16強入り [ATPインディアンウェルズ]

写真は綿貫陽介(SBC メディカルグループ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で綿貫陽介(SBC メディカルグループ)が第16シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-4 7-6(6)で倒す番狂わせを演じ、ATPマスターズ1000大会で初の16強入りを決めた。

 第1セットを先取した綿貫は第2セット4-5と5-6からブレークバックに成功し、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間53分で勝利を決めた。

 同大会に2年ぶりの出場となる26歳の綿貫は、プロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーした予選で2試合を勝ち抜き今季初のツアー本戦入り。初参戦だった2023年は、予選1回戦でシャン・ジュンチェン(中国)に6-7(1) 6-7(3)で惜敗していた。

 今大会での綿貫は1回戦でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-3 3-6 6-3で破って本戦白星デビューを飾り、2回戦は第19シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)が第2セット途中(マハーチュから6-4 2-4)で棄権したため勝ち上がっていた。

 この結果で綿貫は、ティアフォーとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2023年3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ティアフォーが6-7(5) 7-6(3) 6-4で勝っていた。

 トップ20の選手に対する2勝目を挙げた綿貫は次のラウンドで、タロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。グリークスプアは3回戦で、第29シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を7-6(3) 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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