オジェ アリアシムがオッテの反撃を退け準々決勝進出「攻撃――それが僕の好きなプレーなんだ」 [フィレンツェ・オープン]

写真はレーバー・カップでのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Unicreditフィレンツェ・オープン」(ATP250/イタリア・トスカーナ州フィレンツェ/10月10~16日/賞金総額61万2000ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がオスカー・オッテ(ドイツ)の挑戦を6-4 6-7(2) 6-2で退けベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、オジェ アリアシムはこれが初戦だった。オッテは第2セット1-3から挽回して追いついたが、第3セットに入るとオジェ アリアシムがふたたびフォアハンドで主導権を握り始め、2度ブレークを果たして今季13回目の8強入りを決めた。

「スタートは素晴らしかった。僕は第1セットと第2セットの途中まで凄くいいプレーをしていた。それからテニスにはありがちなことだけど、少しナーバスになってしまった。もちろん2セットで試合を終わらせたかったけど、もっとも重要なのは第3セットで奮起してカムバックできたということだ」とオジェ アリアシムは試合を振り返った。

 13本のサービスエースを含む42本のウィナーを奪ったオジェ アリアシムは第2セットでやや出力が落ちたとはいえ、試合を通して攻撃的な姿勢を保てたことに満足感を示した。

「それが僕の好きなプレーなんだ。サービスを軸に身体能力を駆使した力強いテニスがね。僕は常に前にいこうとしている。それが僕のプレーだ。今日もそうしようとしたし、ある程度よくできたと思う。ときどきミスもしたけど、それは問題ない。これからよくなっていくよ」

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、予選勝者のアルトゥグ・セリクビレク(トルコ)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第8シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)に6-3 6-0で快勝し、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)を6-4 7-5で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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