ウルフがツアー初参戦のマエストレッリに逆転勝利で2回戦へ [フィレンツェ・オープン]

写真はUSオープンでのJ.J.ウルフ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Unicreditフィレンツェ・オープン」(ATP250/イタリア・トスカーナ州フィレンツェ/10月10~16日/賞金総額61万2000ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、J.J.ウルフ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のフランチェスコ・マエストレッリ(イタリア)に4-6 6-2 6-1で逆転勝利をおさめた。

 ツアー初参戦だった地元イタリア期待のマエストレッリは最初のゲームでブレークに成功し、理想的なスタートを切って第1セットを先取した。しかしそのあと世界ランク72位のウルフはより安定感のあるプレーを見せて主導権を取り戻し、1時間56分で試合を終わらせた。

「彼は非常に優秀な若手プレーヤーだ。彼はとてもよくやったよ。僕はここまで悪いスタートになるとは思ってもいなかった。でも彼は最初のゲームで本当に僕を苦しめ、そのあとは強力なサービスを打ち続けた。ミスを犯したら試合を落とすことになるから、本当に気を引き締めていかなければならなかったよ」とウルフは試合後にコメントした。

 ウィナー16本は相手の20本より少なかったが、リターンゲームでアグレッシブにプレーしたウルフは手にした8度のブレークポイントのうち4つをものにした。

 ウルフは次のラウンドで、第4シードのマキシム・クレッシー(アメリカ)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では6-3 2-1とリードした時点でタロン・グリークスプア(オランダ)が棄権したため勝利を決めた第5シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)のほか、コランタン・ムーテ(フランス)、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、予選勝者のアルトゥグ・セリクビレク(トルコ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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