ガルシアがサバレンカを倒してシングルスでキャリア最大のタイトルを獲得 [WTAファイナルズ]

写真は優勝を決めた直後のカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・フォートワース」(WTAファイナルズ/アメリカ・テキサス州フォートワース/10月31日~11月7日/賞金総額500万ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第6シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が第7シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(4) 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間41分。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

 トレーシー・オースティン・グループを2勝1敗の2位で通過したガルシアは、準決勝で第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 この結果でガルシアは、サバレンカとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。今シーズンは8月にシンシナティ(WTA1000/ハードコート)の準決勝で顔を合わせ、ガルシアが6-2 4-6 6-1で勝っていた。

 今大会のシングルスに5年ぶりの出場となる29歳のガルシアは、前回プレーした2017年のベスト4がこれまでの最高成績だった。そのときはグループステージを2勝1敗の首位で勝ち上がり、準決勝でビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に7-6(3) 2-6 3-6で敗れていた。

 2年連続で出場権を獲得した24歳のサバレンカはナンシー・リッチー・グループを2勝1敗の2位で初の決勝トーナメント進出を決めたあと、準決勝で予選ラウンドで圧倒的な強さを見せていた第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-2 2-6 6-1で退け決勝の舞台に辿り着いていた。

 先に行われた女子ダブルス決勝は、第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)が第1シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)に6-2 4-6 [11-9]で競り勝ち優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会最終日◎試合結果|11月7日

決勝トーナメント

女子ダブルス決勝

○ベロニカ・クデルメトワ/エリース・メルテンス(ロシア/ベルギー)[4]] 6-2 4-6 [11-9] ●1バーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[1

女子シングルス決勝

○3カロリーヌ・ガルシア(フランス)[6] 7-6(4) 6-4 ●2アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[7]

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写真◎Getty Images

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