プレーオフ「日本対ウクライナ」の組み合わせが決定 [ビリー ジーン・キング・カップ]

写真は2019年ワールドグループ2部プレーオフでの土橋登志久監督(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」プレーオフ「日本対ウクライナ」(11月11、12日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)の組み合わせ抽選が11月10日(木)に行われ、日本はシングルスに内島萌夏(フリー:単105位)と土居美咲(ミキハウス:単180位)、ダブルスには青山修子(近藤乳業:複23位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複22位)を起用した。

 対するウクライナはシングルスがマルタ・コスチュク(単70位)とカタリナ・ザワツカ(単339位)、ダブルスはリューメラ・キッチュノック(複9位)/コスチュク(複46位)の布陣で臨む。

 抽選の結果により初日のシングルスは第1試合が土居とコスチュク、第2試合は内島とザワツカが対戦する。2日目は対戦相手を入れ替えたシングルス2試合のあと、ダブルス1試合が行われる予定となっている。ただし、出場選手はビリー ジーン・キング・カップのルールに基づき変更される可能性がある。
 
 2018年以来となるアジア・オセアニア地区グループⅠ(4月12~16日/トルコ・アンタルヤ/クレーコート)に臨んだ日本は、5戦全勝で優勝を飾ってプレーオフ進出を決めた。

 ウクライナはファイナルズ予選(4月15、16日/アメリカ・アッシュビル/室内ハードコート)でアメリカに2勝3敗で敗れ、ファイナルズ進出を逃した。

 両国は昨年のプレーオフ(4月16、17日/ウクライナ・オデッサ州チョルノモルスク/クレーコート)で一度対戦し、ウクライナが4勝0敗で勝っている。

 ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。

 日本代表を率いる土橋登志久監督は今シーズン限りで辞任する意向を表明しており、これが最後の指揮となる。

※文中の世界ランクは11月7日付

ビリー ジーン・キング・カップ プレーオフ|日本 vs ウクライナ

第1日:11月11日(金)|15時00分~

第1試合 土居美咲(ミキハウス:単180位)vs マルタ・コスチュク(単70位)

第2試合 内島萌夏(フリー:単105位)vs カタリナ・ザワツカ(単339位)

第2日:11月12日(土)|13時00分~

第3試合 内島萌夏(フリー:単105位)vs マルタ・コスチュク(単70位)

第4試合 土居美咲(ミキハウス:単180位)vs カタリナ・ザワツカ(単339位)

第5試合 青山修子(近藤乳業:複23位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複22位)vs リューメラ・キッチュノック(複9位)/マルタ・コスチュク(複46位)

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

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写真◎Getty Images

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