プレーオフの組み合わせが決定、日本はウクライナとホームで対戦 [ビリー ジーン・キング・カップ]

写真はアジア・オセアニア地区グループⅠで全勝優勝を飾った日本代表チーム(左から土橋登志久監督、内藤祐希、内島萌夏、本玉真唯、柴原瑛菜、青山修子)(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by BNPパリバ」プレーオフの組み合わせ抽選が行われ、第5シードの日本はウクライナとホームで対戦することが決まった。試合は11月11日(金)と12日(土)の2日間で行われる予定で、会場は未定となっている。

 2018年以来となるアジア・オセアニア地区グループⅠ(4月12~16日/トルコ・アンタルヤ/クレーコート)に臨んだ日本は、5戦全勝で優勝を飾ってプレーオフ進出を決めていた。

 ウクライナはファイナルズ予選(4月15、16日/アメリカ・アッシュビル/室内ハードコート)でアメリカに2勝3敗で敗れ、ファイナルズ進出を逃していた。

 両国は昨年のプレーオフ(4月16、17日/ウクライナ・オデッサ州チョルノモルスク/クレーコート)で一度対決し、ウクライナが4勝0敗で勝っていた。

 ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。

 日本代表を率いる土橋登志久監督は今シーズン限りで辞任する意向を表明しており、ウクライナ戦が最後の指揮となる。

※世界ランクは6月13日付

日本代表チーム上位選手

大坂なおみ(フリー:シングルス43位/ダブルス--位)
土居美咲(ミキハウス:シングルス99位/ダブルス136位)
本玉真唯(島津製作所:シングルス136位/ダブルス586位)
内島萌夏(フリー:シングルス178位/ダブルス251位)
内藤祐希(亀田製菓:シングルス195位/ダブルス323位)
柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:シングルス563位/ダブルス7位)
青山修子(近藤乳業:シングルス--位/ダブルス10位)

監督◎土橋登志久(公益財団法人日本テニス協会)

ウクライナ代表チーム上位選手

アンヘリーナ・カリニーナ(シングルス37位/ダブルス260位)
エリナ・スビトリーナ(シングルス40位/ダブルス--位)
マルタ・コスチュク(シングルス78位/ダブルス46位)
ダイアナ・イエストレムスカ(シングルス79位/ダブルス138位)
リューメラ・キッシャノック(シングルス1056位/ダブルス22位)
ナディヤ・キッシャノック(シングルス835位/ダブルス52位)

監督◎オルガ・サブチュク

※[ ]数字はシード順位、◎は開催国

プレーオフ組み合わせ|11月11、12日

フランス[1] vs ◎オランダ

ドイツ[2] vs ◎クロアチア

◎ルーマニア[3] vs ハンガリー

ラトビア[4] vs ◎オーストリア

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◎日本[5] vs ウクライナ

ブラジル[6] vs ◎アルゼンチン

中国[7] vs ◎スロベニア

セルビア[8] vs ◎メキシコ

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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