ルブレフがメドベージェフとの死闘を制して初戦に勝利「すべてのゲームでファイトすることが大事」 [Nitto ATPファイナルズ]

写真は2時間31分の死闘を制して白星スタートを切ったアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(ATPファイナルズ/イタリア・トリノ/11月13~20日/室内ハードコート)の大会2日目のシングルスは、グリーン・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦が行われた。

 アフタヌーンセッションで第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)との同胞対決を6-7(7) 6-3 7-6(7)で制し、イブニングセッションでは第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 7-6(4)で倒してそれぞれ1勝目を挙げた。

 好スタートを切った25歳のルブレフは5-2から巻き返され、タイブレークでも6-2とセットポイントを握りながらも逆転されて第1セットを落としたが、そこで意気消沈することなく第2セットを取り返した。第3セットのタイブレークでは第1セットと似たような形で6-3から追いつかれたが、ふたたび同じ過ちは犯さず5度目のマッチポイントをものにして勝利をもぎ取った。

「僕はUSオープンのことを考えていた。僕たちが2020年USオープンの準々決勝で対戦したときはタイブレークで確か5-1、6-2くらいと似たような感じでリードしていたんだ。でもそのセットを落としたあと、僕ははもはやまともにプレーすることができなかった」とルブレフは試合後に語った。

「今度は同じことを繰り返さないようにしなければと思った。何かを変えなければならないとね。とにかく戦い続けなければならない。これはグループ戦だから、3セットで負けたとしても1セットを取っていればストレート負けよりは有利になる。だからすべてのポイント、すべてのゲームでファイトすることが大事なんだ。それをやり抜いたから僕は勝つことができた」

 自らの攻撃的なスタイルに忠実に戦ったルブレフは最後の2セットだけで25本のウィナーを叩き込み、鉄壁の守備を誇るメドベージェフの牙城を崩した。

 37回続いたラリーの最後にメドベージェフの浮いた返球をフォアハンドのドライブボレーで叩いて2時間31分の戦いを終わらせた瞬間、ルブレフは仰向けにコートに倒れ込んだ。それから彼は起き上がり、観客の大歓声を堪能した。

 比較的分が悪かったメドベージェフとの対戦成績を2勝4敗としたルブレフは、「最後のタイブレークでのラリーはクレイジーだった。最後のラリーは30ショットはあったんじゃないかな。僕は少し脚がつりそうになっていたけど、『もう1本、もう1本だ』と思って踏ん張った」とマッチポイントを振り返った。

「プレーし続けなければならないんだ。間違いなく、彼も同じように感じていたはずだ。だからとにかくチャンスがある限りプレーし続け、思いきって打っていくしかない。僕は最終的に勝つことができた」

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写真◎Getty Images

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