西岡良仁がエース対決で世界10位モンフィスから金星、決着をダブルスに持ち込む [デビスカップ日本対フランス]

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)のグループAのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦「日本対フランス」の第2試合のエース対決で日本の西岡良仁(ミキハウス:単73位)がフランスのガエル・モンフィス(単10位)を7-5 6-2で倒す金星を挙げ、日本が1勝1敗のタイに持ち込んだ。試合時間は1時間6分。

 両者は今回が初対戦。今シーズンの西岡は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)でマスターズ1000の大会で初の8強入りを果たすなどして9月に世界ランク自己最高タイの58位をマーク。グランドスラムでは、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を除く3大会で2回戦に進出した。

 2015年に初の日本代表入りを果たした24歳の西岡は、今回が7度目のデ杯出場。8試合目のシングルスで、5勝目を挙げた。

 第1試合は内山靖崇(北日本物産:単81位)がジョーウィルフリード・ツォンガ(単29位)に2-6 1-6で敗れ、フランスが先勝していた。

 両国は今回が5度目の対戦となり、過去4度はすべてフランスが勝っている。前回の対戦は2017年2月のワールドグループ1回戦(東京・有明コロシアム/室内ハードコート)で、4勝1敗でフランスが勝利をおさめた。

 デビスカップは今年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 日本は予選ラウンドの中国戦(2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利し、ファイナルズ進出を決めていた。

デビスカップ by Rakuten ファイナルズ2019|トーナメント表

※文中の世界ランクは11月18日付、出場選手は変更される可能性があります。

ラウンドロビン第1戦

グループA|日本 1-1 フランス

第1試合 ●内山靖崇(北日本物産:単81位)2-6 1-6 ○ジョーウィルフリード・ツォンガ(単29位)

第2試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単73位)7-5 6-2 ●ガエル・モンフィス(単10位)

第3試合 マクラクラン勉(複44位)/内山靖崇(北日本物産:複431位)vs ピエール ユーグ・エルベール(複5位)/ニコラ・マウ(複3位)

※写真は西岡良仁(ミキハウス)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 19: Yoshihito Nishioka of Japan celebrates during Day 2 of the 2019 Davis Cup at La Caja Magica on November 19, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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