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2023-01-06

海外ニュース

敗者復活枠のイタリアが決勝進出に王手、トレビザンがサカーリ倒す殊勲の勝利「人生は美しい！」 [ユナイテッドカップ]

テニスマガジン編集部

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写真はギリシャ戦のオープニングマッチで勝ち星を挙げたマルチナ・トレビザン（イタリア）（Getty Images）

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　2023年シーズンの開幕を飾る男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」（UNITED CUP、WTA500／オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー／12月29日～1月8日／賞金総額1500万ドル／室内ハードコート）の決勝トーナメント準決勝「ギリシャ対イタリア」は初日を終え、敗者復活枠で勝ち上がったイタリアが2勝0敗とリードして好スタートを切った。

　同大会は18ヵ国の男女混成チームが3チームによる6グループに分かれグループステージ（総当たり戦）を戦い、同じ会場の勝者同士がプレーオフで対決して都市ごとの代表を決め、敗れた中でもっとも成績のいい1チームを加えた4ヵ国が決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。

　チームは男女各4名までで構成され、準決勝の対戦は2日間に渡って男子シングルス2試合+女子シングルス2試合+ミックスダブルス1試合で行われる。

　オープニングマッチの女子エース対でマルチナ・トレビザン（イタリア）がマリア・サカーリ（ギリシャ）を6-3 6-7(4) 7-5で倒す番狂わせに成功し、続く男子シングルスでロレンツォ・ムゼッティ（イタリア）がステファノス・サケラリディス（ギリシャ）を6-1 6-1で退けた。

　マッチポイントを迎えて笑みを浮かべながらサービスに入ったトレビザンは、リターンを深く切り返したあとにサカーリのショットがネットにかかると一層大きな笑みを浮かべ、両手を広げてから歓喜の叫び声を上げた。実に3時間15分を要した熱戦は、今大会ここまでの最長記録となった。

「素晴らしい戦いだったわ。チームの皆が私に大きなエネルギーを与えてくれた。ときどき微笑んでいたのは、リラックスする助けになるからなの。この素晴らしいスタジアムにいることができて私は幸せよ。人生は美しいわ！」とトレビザンは試合後に喜びを吐露した。

「大会の出だしには苦労したけど、日を追うごとにレベルアップしてきたわ。今は凄くいいフィーリングよ」

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写真◎Getty Images

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