2試合連続の死闘を乗り越えた日比野菜緒は予選決勝で力尽きる [オーストラリアン・オープン]

写真は2022年オーストラリアン・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/予選1月9日~、本戦1月16~29日/ハードコート)の女子予選決勝で、第32シードの日比野菜緒(ブラス)は第4シードのクリスティーナ・ブクサ(スペイン)に6-7(10) 2-6で敗れた。

 第1セットで先にリードした日比野は5-4から3本、6-5から2本のセットポイントを決めきれず、もつれ込んだタイブレークでも6-1とリードしながら追いつかれるなど更に8本のセットポイントを凌がれた。

 第2セットでの日比野はサービスゲームを2つキープしたが、1-2から最後の5ゲームを連取したブクサが1時間48分で試合を締めくくった。

 全豪に8年連続出場となった28歳の日比野は、過去6度本戦でプレーして2020年と21年の2回戦進出が最高成績。昨年は予選決勝で敗れたあとラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦に繰り上がり、1回戦でマルチナ・トレビザン(イタリア)に2-6 3-6で敗れていた。

 予選での日比野は1回戦でルイーザ・チリコ(アメリカ)を7-6(3) 2-6 7-6(10-5)で、2回戦ではミリアム・ビョルクルン(スウェーデン)を6-1 4-6 7-6(10-3)で破って勝ち上がっていた。

 そのほかの女子日本勢は土居美咲(ミキハウス)と本玉真唯(島津製作所)が2回戦で、内藤祐希(亀田製菓)は1回戦で敗れていた。

 オーストラリアン・オープン予選は男女ともシングルス128ドローで争われ、3回勝ち上がった各16名が本戦への出場権を手にする。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子予選決勝◎試合結果|日本人選手

●32日比野菜緒(日本/ブラス)[32] 6-7(10) 2-6 ○25クリスティーナ・ブクサ(スペイン)[4]

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写真◎Getty Images

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