本命ナダルが消えたトップハーフからチチパス、メドベージェフらが3回戦へ [オーストラリアン・オープン]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-3 6-0 6-2で退けベスト32に進出した。試合時間は1時間32分。

 全豪に7年連続出場(2017年の予選敗退含む)となる24歳のチチパスは、3度(2019年、21~22年)のベスト4がこれまでの最高成績。第4シードとして臨んだ昨年は、準決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)に6-7(5) 6-4 4-6 1-6で敗れていた。

 チチパスは次のラウンドで、第32シードのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)との同胞対決を6-4 6-4 6-4で破って勝ち上がったタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第10シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第11シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第18シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、第28シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第29シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第31シードの西岡良仁(ミキハウス)、イリ・レヘカ(チェコ)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)が3回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○8西岡良仁(日本/ミキハウス)[31] 6-3 6-4 6-2 ●6ダリボール・スブルチナ(チェコ)[Q]

○9カレン・ハチャノフ(ロシア)[18] 6-4 5-7 6-4 6-2 ●12ジェイソン・クブラー(オーストラリア)[WC]

○17ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[10] 3-6 7-6(3) 2-6 6-3 6-3 ●19ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)

○24デニス・シャポバロフ(カナダ)[20] 6-3 7-6(3) 7-5 ●22ダニエル太郎(日本/エイブル)

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○25セバスチャン・コルダ(アメリカ)[29] 6-2 7-5 6-4 ●27綿貫陽介(日本/フリー)[Q]

○32ダニール・メドベージェフ(ロシア)[7] 7-5 6-2 6-2 ●29ジョン・ミルマン(オーストラリア)[WC]

○33ステファノス・チチパス(ギリシャ)[3] 6-3 6-0 6-2 ●36リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)[WC]

○37タロン・グリークスプア(オランダ)6-4 6-4 6-4 ●40ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)[32]

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○44マートン・フチョビッチ(ハンガリー)6-2 6-3 5-7 6-4 ●42ロイド・ハリス(南アフリカ)

○49キャメロン・ノリー(イギリス)[11] 6-3 3-6 7-6(2) 6-3 ●52コンスタン・レスティエンヌ(フランス)

○55イリ・レヘカ(チェコ)6-4 6-4 3-6 6-3 ●53クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)[WC]

○57フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)[28] 3-6 6-4 6-2 7-5 ●59コランタン・ムーテ(フランス)

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写真◎Getty Images

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