アグレッシブなプレーで主導権を握り続けたシフィオンテク3回戦へ、次はアンドレスクに勝った伏兵ブクサ [オーストラリアン・オープン]

写真は3回戦進出を決めたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-2 6-3で下してベスト32に進出した。

 アグレッシブなプレーで主導権を握り続けたシフィオンテクは、ややサービスキープに苦労しながらも1時間24分で勝利を決めた。得意のグラウンドストロークで持ち前の粘り強さを発揮したオソリオは守勢に回りながらも簡単にポイントを与えなかったが、最後はシフィオンテクの徹底した攻撃的な姿勢が報われた。

「本当に激烈で、かなりフィジカルな試合だったわ。スコアが示すよりもずっと厳しい試合だった」とシフィオンテクは試合を振り返った。

 ともに21歳のふたりはほぼ同時期にジュニア時代を過ごしており、シフィオンテクが2018年ウインブルドン、オソリオは19年USオープンでジュニアの部を制した実績を持っている。

「彼女(オソリオ)が最後まで戦う選手で、簡単にフリーポイントを与えてくれないことはわかっていたわ。彼女は判断力もよかった。堅実なプレーができて本当によかったと思う。それが私にとってもっとも重要なことなの」とシフィオンテクはコメントした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)を2-6 7-6(7) 6-4で破って勝ち上がった伏兵のクリスティーナ・ブクサ(スペイン)と対戦する。

 予選から快進撃を続けている25歳のブクサは試合後のオンコートインタビューでシフィオンテクに対する3回戦について聞かれ、「私自身にとって非常に大きなチャレンジだわ。とにかくベストを尽くすつもりよ。次のラウンドも皆さんに応援してもらえるように願っている」と話した。

 ふたりは2016年3月にウマグで行われたジュニア大会で一度顔を合わせており、シフィオンテクが6-4 4-6 6-0で勝っている。

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写真◎Getty Images

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