Next Gen ATPファイナルズ準優勝者ラフェチュカがオジェ アリアシムを倒し、グランドスラム初勝利から4連勝で準々決勝に大躍進 [オーストラリアン・オープン]

写真は試合後に握手を交わすフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ/左)とイリ・ラフェチュカ(チェコ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、21歳のイリ・ラフェチュカ(チェコ)が第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を4-6 6-3 7-6(2) 7-6(3)で倒す番狂わせを演じてベスト8進出を果たした。試合時間は3時間13分。

 2021年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)からグランドスラム6大会連続出場となるラフェチュカは、過去4度の本戦で1勝も挙げたことがなかった。予選を突破して初の本戦入りを果たした昨年の全豪では、1回戦でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に4-6 6-4 3-6 5-7で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。昨年2月にトップ100デビューしたラフェチュカは、同年11月に男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」(イタリア・ミラノ/室内ハードコート)の出場権を獲得し、決勝でブランドン・ナカシマ(アメリカ)に敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 今大会でのラフェチュカは1回戦で第21シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-3 6-3 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を6-4 6-4 3-6 6-3で、3回戦では第11シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-7(8) 6-3 3-6 6-1 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ラフェチュカは準々決勝で、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第15シードのヤニク・シナー(イタリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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