前回大会を右手首負傷で欠場したプリスコバがジャン・シューアイに55分の快勝で準々決勝進出 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第30シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第23シードのジャン・シューアイ(中国)を6-0 6-4で下してベスト8に進出した。試合時間は55分。
全豪に2年ぶり10目の出場となる30歳のプリスコバは、2019年のベスト4がこれまでの最高成績。世界ランク4位だった昨年は、プレシーズンの練習中に右手を負傷したため欠場を余儀なくされていた。
元世界ナンバーワンでグランドスラム大会で2度決勝に進出した実績を持つプリスコバだが、タイトルにはまだ手が届いていない。準決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に勝った2016年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)は続く決勝でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に敗れ、2020年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では決勝でアシュリー・バーティ(オーストラリア)にフルセットで惜敗した。
この結果でプリスコバは、ジャンとの対戦成績を8勝0敗とした。直近では2018年3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の3回戦で顔を合わせ、プリスコバが7-5 5-7 6-3で勝っていた。
今大会でのプリスコバは1回戦でワン・シユ(中国)を6-1 6-3で、2回戦でユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-0 7-5で、3回戦ではバルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。
プリスコバは準々決勝で、第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)とマグダ・リネッテ(ポーランド)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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