マクラクラン勉/綿貫陽介が接戦のダブルスを制して日本のワールドグループⅠ進出が決定 [デビスカップ日本対ポーランド]

写真はイメージ(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」ワールドグループⅠプレーオフ「日本対ポーランド」(2月4、5日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の2日目が始まり、第3試合のダブルスで日本のマクラクラン勉(イカイ:複79位)/綿貫陽介(フリー:複1269位T)がポーランドのルーカシュ・クボト(複251位)/ヤン・ジエリンスキ(複15位)に4-6 7-5 7-6(2)で競り勝ち日本が9月のワールドグループⅠ進出を決めた。試合時間は2時間30分。

 マクラクランと綿貫は、今回初めてペアを組んでダブルスに出場。初日に行われたシングルスはオープニングマッチで西岡良仁(ミキハウス:単33位)がダニエル・ミハルスキ(単273位)を6-3 6-2で、第2試合ではダニエル太郎(エイブル:単108位)がカツペル・ジュク(単255位)を6-3 6-4で下して日本が王手をかけていた。

 昨年のファイナルズ予選(3月4、5日/スウェーデン・ヘルシンボリ/室内ハードコート)でスウェーデンに2勝3敗で惜敗した日本は、ワールドグループⅠ(9月16、17日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)でウズベキスタンに1勝3敗で敗れてプレーオフに回った。

 ポーランドは昨年のワールドグループⅠプレーオフ(3月4、5日/ポルトガル・ポルト/室内クレーコート)でポルトガルに0勝4敗で敗れ、ワールドグループⅡ(9月16、17日/ポーランド・イノブロツワフ/室内ハードコート)でインドネシアを5勝0敗で下してプレーオフ進出を決めていた。

 両国がデビスカップで対決するのは、今回が初となる。このポーランド戦は、2023年から新監督となった添田豪(GODAI)にとって初陣となる。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。ITFは同社とのパートナシップ終了を発表したが、今年の大会は予定通り行われることになっている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が同年9月のワールドグループⅠへ、敗れた12か国はワールドグループⅡに進む。

※文中の世界ランクは1月30日付

ワールドグループⅠプレーオフ|日本 3-0 ポーランド

第1日|2月4日(土)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単33位)6-3 6-2 ●ダニエル・ミハルスキ(単273位)

第2試合 ○ダニエル太郎(エイブル:単108位)6-3 6-4 ●カツペル・ジュク(単255位)

第2日|2月5日(日)

第3試合 ○マクラクラン勉(イカイ:複79位)/綿貫陽介(フリー:複1269位T)4-6 7-5 7-6(2) ●ルーカシュ・クボト(複251位)/ヤン・ジエリンスキ(複15位)

第4試合 西岡良仁(ミキハウス:単33位)vs カツペル・ジュク(単255位)

第5試合 ダニエル太郎(エイブル:単108位)vs ダニエル・ミハルスキ(単273位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

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写真◎Getty Images

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