クレッシーが死闘の末に初戦を突破「素晴らしい戦いだった」 [ATPマルセイユ]

写真はアデレード国際1でのマキシム・クレッシー(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月20~26日/賞金総額78万4830ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのマキシム・クレッシー(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジョーフレ・ブランカノー(フランス)に6-3 6-7(5) 7-6(4)で競り勝った。

 強力なサービスを武器とするクレッシーは22本のサービスエースを決め、ファーストサーブからのポイントを83%の高確率でものにした。第3セットのタイブレークではクレッシーが5-4からフォアハンドのリターンを叩き込んでマッチポイントを握り、最後はラリーから相手の甘い返球を逃さずネットに出てボレー&スマッシュで2時間50分の接戦に終止符を打った。

「素晴らしい戦いだった。彼は最後の最後まで戦い抜いた。とにかく自分でコントロールできることに集中し続けなければならなかったけど、うまくできたと思う」とクレッシーは試合を振り返った。

「タイブレークでは『とにかくサービスからのポイントをすべて取り、リターンのことは気にしするな』と自分に言い聞かせていたんだ。拍子抜けかもしれないけど、それが僕のやり方だよ。あまり考え過ぎないほうがうまくいくけど、これが意外に難しいんだ」

 クレッシーは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたバンジャマン・ボンジ(フランス)と対戦する。

 この日プレーしたクレッシー以外のシード勢は第6シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と第7シードのリシャール・ガスケ(フランス)が2回戦に駒を進めたが、第8シードのマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)はグレゴワール・バレール(フランス)に3-6 2-6で敗れた。

 そのほかの試合では予選勝者のハイス・ブラウワー(オランダ)がエリアス・イーメル(スウェーデン)に3-6 7-5 6-3で逆転勝利をおさめ、レアンドロ・リエディ(スイス)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)を6-3 6-4で退け、予選勝者のアレクサンダー・リチャード(スイス)はパブロ・アンドゥハル(スペイン)を7-5 6-3で倒してそれぞれ初戦を突破した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles