ブブリクがついに今季のシングルス初勝利「グランドスラム大会で優勝したかのような気分」 [ATPマルセイユ]

写真はユナイテッドカップでのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月20~26日/賞金総額78万4830ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を5-7 6-3 6-4で倒し、ついに今季のシングルス初勝利を挙げた。

 競り合いの末に第1セットを落としたブブリクは第2セット第8ゲームでブレークしてセットオールに追いつくと、第3セットではその勢いに乗って相手のサービスゲームを2度破って3-0とリードを奪って勝利に向けて突き進んだ。

 昨年2月にモンペリエでツアー初タイトルを獲得したブブリクだがここ数ヵ月は勝運に恵まれず、今大会まで今年は8試合連続で黒星を重ねていた。彼がこれ以前にシングルスで勝ったのは8強入りした昨年10月のバーゼルだったが、連敗は「10」でストップした。

「これは今年の初勝利だ。昨年の10月から勝てていなかったんだからね! 恐らく10ヵ月前だったらこんなことは言っていなかっただろうけど、今はすべての勝利が重要だと僕は思っている。ずっと勝っていなかっただけに、今はまるでグランドスラム大会で優勝したかのように感じているよ!」とブブリクは試合後に喜びを吐露した。

 ブブリクは次のラウンドで、第8シードのマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)とグレゴワール・バレール(フランス)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではバンジャマン・ボンジ(フランス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のルカ・バン アッシュ(フランス)との地元勢対決を7-5 7-5で制し、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)はジズー・ベルグス(ベルギー)に6-4 6-7(6) 6-4で競り勝ちそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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