佐藤南帆がITFツアーで3度目の単複2冠 [W15モナスティル]
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/2月27日~3月5日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードの佐藤南帆(慶應義塾大学)が予選から勝ち上がってきたウー・メイシュー(中国)に0-6 6-4 6-1で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は1時間59分。
ITFツアーの同種目で22歳の佐藤がタイトルを獲得したのは、昨年6月のチェンライ(W15/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。決勝での戦績は、3勝1敗となった。
今大会での佐藤は佐藤は1回戦で予選勝者のデニス・バレンテ(イタリア)を6-0 6-3で、2回戦で予選勝者のエマニュエル・ジラール(フランス)を6-0 6-0で、準々決勝でエレナ・ミロバノビッチ(セルビア)を7-5 1-6 7-5で、準決勝では第3シードのアリアンナ・ズッキーニ(イタリア)を6-3 6-0で破って決勝進出を決めていた。
佐藤はリウ・ファンジョウ(中国)とのペアで第1シードして出場したダブルスでも決勝で第2シードのエレニ・クリストフィ(ギリシャ)/パリス・コーリー(アメリカ)を6-4 6-1で倒しており、ITFツアーで3度目の単複2冠を達成した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者
上位の試合結果
女子シングルス決勝
○32佐藤南帆(日本/慶應義塾大学)[2] 0-6 6-4 6-1 ●15ウー・メイシュー(中国)[Q]
女子シングルス準決勝
○15ウー・メイシュー(中国)[Q] 6-1 6-4 ●3サミラ・ディ ステファノ(イタリア)
○32佐藤南帆(日本/慶應義塾大学)[2] 6-3 6-0 ●24アリアンナ・ズッキーニ(イタリア)[3]
女子シングルス準々決勝
○3サミラ・ディ ステファノ(イタリア)6-3 6-3 ●5エリサ アンドレア カメラーノ(イタリア)[Q]
○15ウー・メイシュー(中国)[Q] 6-1 6-1 ●11マティルデ・マリアーニ(イタリア)[Q]
○24アリアンナ・ズッキーニ(イタリア)[3] 6-3 6-2 ●17タティアナ・ピエリ(イタリア)[5]
○32佐藤南帆(日本/慶應義塾大学)[2] 7-5 1-6 7-5 ●27エレナ・ミロバノビッチ(セルビア)
女子ダブルス決勝
○1リウ・ファンジョウ/佐藤南帆(中国/慶應義塾大学)[1] 6-4 6-1 ●16エレニ・クリストフィ/パリス・コーリー(ギリシャ/アメリカ)[2]
女子ダブルス準決勝
○1リウ・ファンジョウ/佐藤南帆(中国/慶應義塾大学)[1] 6-4 6-2 ●5リー・ヤシン/ヤン・イーディ(台湾/中国)[3]
○16エレニ・クリストフィ/パリス・コーリー(ギリシャ/アメリカ)[2] 6-2 6-1 ●11デミ・トラン/リアン・トラン(オランダ)
女子ダブルスで優勝を飾ったリウ・ファンジョウ(中国/左)と佐藤南帆(慶應義塾大学)(写真提供◎佐藤南帆)
写真提供◎佐藤南帆
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Related
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-04-26
本玉真唯と柴原瑛菜が日本人対決の準決勝へ、内島萌夏は逆転負け [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-27
本玉真唯との日本人対決を制した柴原瑛菜がシングルス決勝に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-25
シングルスの日本勢は本玉真唯、内島萌夏、柴原瑛菜がベスト8に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-30
ナダルが3時間超えの激闘を制して4回戦へ、試合後はカチンにシャツをプレゼント [マドリッド・オープン]