佐藤南帆がITFツアーのシングルスで2度目のタイトル獲得、永田杏里とのダブルスも制して2冠達成 [W15チェンライ]

写真は女子シングルスで優勝を飾った佐藤南帆(慶應義塾大学)(写真提供◎佐藤南帆)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITF女子テニスツアー」(ITFワールドテニスツアーW15/タイ・チェンライ/6月13~19日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードの佐藤南帆(慶應義塾大学)がノーシードから勝ち上がってきたマナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)を6-4 6-2で下して優勝を飾った。試合時間は1時間19分。

 21歳の佐藤がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、17歳だった2018年11月のアンタルヤ(ITF1万5000ドル/クレーコート)以来で2度目となる。決勝での戦績は、2勝1敗となった。

 今大会での佐藤は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のビエラ・ディーペルム(タイ)を6-1 6-1で、2回戦で予選勝者の永田杏里(慶應義塾大学)を6-1 6-1で退け、準々決勝は第4シードのアナスタシア・スホティナ(ロシア)の途中棄権で勝ち上がり、準決勝では第2シードのシュン・ファンイン(中国)を3-6 6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 佐藤は永田とのペアで第3シードとして出場したダブルスでも決勝で第2シードのリウ・ファンジョウ(中国)/シュンを6-2 6-4で倒しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○17佐藤南帆(日本/慶應義塾大学)[5] 6-4 6-2 ●10マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)

女子シングルス準決勝

○10マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)6-2 6-3 ●8プンニン・コバピクテッド(タイ)[7]

○17佐藤南帆(日本/慶應義塾大学)[5] 3-6 6-3 6-3 ●32シュン・ファンイン(中国)[2]

女子シングルス準々決勝

○8プンニン・コバピクテッド(タイ)[7] 6-2 6-3 ●1リウ・ファンジョウ(中国)[1]

○10マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)7-6(9) 5-7 6-3 ●14パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)

○17佐藤南帆(日本/慶應義塾大学)[5] 6-1 3-1 Ret. ●24アナスタシア・スホティナ(ロシア)[4]

○32シュン・ファンイン(中国)[2] 6-3 6-4 ●25小関みちか(日本/橋本総業ホールディングス)[6]

女子ダブルス決勝

○5永田杏里/佐藤南帆(慶應義塾大学)[3] 6-2 6-4 ●16リウ・ファンジョウ/シュン・ファンイン(中国)[2]

女子ダブルス準決勝

○5永田杏里/佐藤南帆(慶應義塾大学)[3] 6-2 6-1 ●2パウィニー・ルアムラク/バルーニャ・ウォンティアンチャイ(タイ)[WC]

○16リウ・ファンジョウ/シュン・ファンイン(中国)[2] 7-6(3) 7-5 ●12プリスカ マデリン・ヌグロホ/清水映里(インドネシア/東通産業)[4]


女子ダブルスで優勝を飾った佐藤南帆(慶應義塾大学/左)と永田杏里(慶應義塾大学)(写真提供◎佐藤南帆)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真提供◎佐藤南帆

Pick up

Related

Ranking of articles