躍進中の21歳ラフェチュカがATPマスターズ1000大会で本戦初勝利 [ATPインディアンウェルズ]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、21歳のイリ・ラフェチュカ(チェコ)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)に7-6(4) 7-5で競り勝ち、ATPマスターズ1000大会での本戦初勝利をマークした。
同レベル大会に出場するのが3度目に過ぎないラフェチュカは昨年4月のモンテカルロでは初戦敗退に終わり、10月のパリでは予選決勝で敗れていた。
2度サービスゲームを落としながらその都度直後にブレークバックしたラフェチュカは、5-6から2つのセットポイントを凌いで持ち込んだタイブレークを制して第1セットを先取した。第2セットでのラフェチュカは3-0とリードしながら4-4に追いつかれたが、6-5から相手のサービスゲームを破ってストレートで試合を終わらせた。
ラフェチュカは次のラウンドで、第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。両者は過去2戦して1勝1敗と星を分け合っており、2週間前のドーハ準々決勝ではラフェチュカがフルセットで勝っている。
昨年11月の男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」で準優勝を飾ったラフェチュカは1月のオーストラリアン・オープンで8強入りして飛躍し、今季はデビスカップを含む6大会で11勝5敗の戦績を残して今大会を迎えている。
写真◎Getty Images
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