イギリスのテニススタジアム
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天然芝のグラスコートでトップ選手たちがプレーできるのは年間で約2カ月と短いが、この時期にイギリスでテニスが脚光を浴びる。スタジアムに名前を付けないウインブルドンに加えてバーミンガム、イーストボーンはいずれも100年以上の歴史と伝統を誇る。※2019年末、編集部作成
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All England Lawn Tennis and Croquet Club
Centre Court
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2019年ウインブルドン決勝のロジャー・フェデラー対ノバク・ジョコビッチ
センターコート
開場:1922年 収容人数:15,000人 サーフェス:天然芝
主な大会:ウインブルドン、ロンドンオリンピック
住所:Church Rd, Wimbledon, London SW19 5AE
ウインブルドンが開催される、ザ・オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケークラブのセンターコート。完成当時は施設の中央になかったが、その後周囲にコートがつくられ、文字通りセンターコートになった。1940年にドイツ軍の空爆で1200席が破壊された過去もあり、何度も改修されてきた。2009年に開閉式屋根を増設。施設内には天然芝18面、クレー8面、人工芝2面、室内5面がある。天然芝コートの使用期間は6月から9月。2019年8月より改修工事が行われている
No.1 Court
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2019年5月19日、リニューアル・オープン記念に行われたキム・クライシュテルス対セレナ・ウイリアムズ
ナンバー1コート
完成:1997年 収容人数:12,345人 サーフェス:天然芝
主な大会:ウインブルドン、デビスカップ
住所:Church Rd, Wimbledon, London SW19 5AE
元祖は1924年、センターコートの西側に建てられ、当時は3250人、のちに7328人を収容できた。現在のものはセンターコート北側にあるアオランギパーク内にある。2019年に開閉式屋根が完成した。他国はレジェンドの名前が付けられることが多い中、呼称は伝統の数字のみ
No.2 Court
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2014年のNo.2コート
ナンバー2コート
開場:2009年 収容人数:4,000人 サーフェス:天然芝
主な大会:ウインブルドン
住所:Church Rd, Wimbledon, London SW19 5AE
2009年に現在のナンバー2コートが完成し、それまでの2192人収容のナンバー2コートがナンバー3コートに変更された
O2 Arena
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2371/images/a6ed0eaff67e5b55dbca1a9bace9bfa148ed3ee6.jpg?w=1200)
2019年11月11日、ATPツアーファイナルズのステファノス・チチパス対ダニール・メドベジェフ
O2アリーナ
開場:2007年 収容人数:20,000人 サーフェス:インドアハード
主な大会:ATPツアーファイナルズ
住所:Drawdock Road North Greenwich London, SE10 0BB
ロンドンの娯楽施設The O2内にある多目的アリーナ。ロンドン五輪、ライブ、NBA、NHL、ダーツや格闘技などを開催。2009年から2020年までATPツアーファイナルズが開催される
The Queen's Club
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2019年6月23日、フィーバーツリー選手権の男子ダブルス決勝アンディ・マレー/フェリシアーノ・ロペス対ラジーブ・ラム対ジョー・ソールズベリ―
ザ・クイーンズ・クラブ
開場:1887年 収容人数:6,479人 サーフェス:天然芝
主な大会:フィーバーツリー選手権
住所:Palliser Rd, Hammersmith, London W14 9EQ
1886年に創設された、現在は25のスポーツが行われる会員制スポーツクラブのセンターコート。何度も改修を経て、現在のブルーのスタンドが完成した。天然芝12面、インドア10面(ハード8面、クレー2面)、クレー6面、ハード5面、砂入り人工芝4面のテニスコートを誇る
Devonshire Park Tennis Club
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2371/images/b21bcc8fbf68208f2171776321723359cd172e81.jpg?w=1200)
2019年6月28日、ネイチャーバレー国際準決勝のカロリーナ・プリスコバ対キキ・バーテンズ
デボンシャーパーク・テニスクラブ
開場:1879年 収容人数:8,000人 サーフェス:天然芝
主な大会:ネイチャーバレー国際(イーストボーン)、フェドカップ
住所:College Road Eastbourne East Sussex BN21 4JJ
クラブは1881年創設。1874年にクリケットグラウンドとして開場し、1879年にテニスコートができた。2016年に大幅な改修計画が発表された
Nottingham Tennis Centre
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2371/images/415573a5909a90b67b479453eab09c340669be3e.jpg?w=1200)
2019年6月14日、ネイチャーバレー・オープンのクリスティナ・ムラデノビッチ対ドナ・ベキッチ
ノッティンガム・テニスセンター
開場:1990年 収容人数:1,200人 サーフェス:天然芝
主な大会:ネイチャーバレー・オープン
住所:University Boulevard, Nottingham, Nottinghamshire, NG7 2QH
屋外の天然芝、屋内の人工芝コートを多数備えたノッティンガム市の施設
Ann Jones
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2371/images/c3ca669aaab5710c5cca72489282c1432d3bcc7e.jpg?w=1200)
2019年6月22日、ネイチャーバレー・クラシック準決勝のアシュリー・バーティ対バーボラ・ストリコバ
アン・ジョーンズ
開場:1878年 収容人数:2,500人 サーフェス:天然芝
主な大会:ネイチャーバレー・クラシック
住所:Sir Harrys Road Edgbaston Birmingham B15 2UZ
エッジバストン・プライオリー・クラブのセンターコート。1960年代にグランドスラム2度の優勝など大活躍したレジェンドの名からとっている。32面のテニスコート(ハード、天然芝、屋内外)、スカッシュコート10面、屋内外プールを備えたスポーツクラブにある
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